ショッピングモール5話
春巻もなかなかでした。ご馳走。
ご飯代を俺が出す
『悪いですから、半分出します』
『いいの、いいの。独身おじさんは、これぐらいで、全然平気』
『!?でも…ありがとうございます』
『さて、タンブラーは、俺が持って帰るね』
『大丈夫ですよ。バイクでも…この後、時間ありますか?』
おっおおー(V)o¥o(V)
なんだ、なんだぁ~
もしかしてだけど、もしかしてだけど、それって、おいらを誘ってるんじゃないの~
『全然、暇だよ』
来るかっ、来るのか。
『タバコ、吸いに行きましょう』
『えっ』
『タバコですよ。一服しましょうよ』
『そだね…』
勝手に盛り上がって、勝手に落ちる。
そうだよ。勘違いヤロウだった。恥ずかしい。
飯も食べたし、そうだよな。
喫煙所は、ガラガラだ。
『千葉さんって、辛いの得意ですか?
さっきのは、辛そうな見た目でしたので』
『酸辣湯麺ね。見た目だけだよ。ここのは、全然、辛くない。トムヤムクンの方が、辛いかな?香取さんは、苦手そうだね』
『そうなんです。私、辛いのは、ちょっとだけ。カレーは、中辛が精一杯で、キムチとか食べたら、汗が止まらなくて。千葉さっ』
と香取さんの携帯が鳴る。
『ちょっとすいません。親から電話が‥』
『どうぞ、俺、もう1本吸ってるから』
香取さんは、喫煙所を出て、電話してる。
入れ替わりに、2人、入って来た。
(あの時、太田がセカンドゴロがなになに···)
(三振のあいつが····)
野球の話が聴こえる。
俺は、携帯でログインボーナスを貰ってる。ポチポチッと。
香取さんが戻ってきた。
『お待たせして、すいません。親から、電話で猫が具合悪いみたいで、急ぎで、車で連れていって欲しいそうで。親、免許ないので。本当にすいません。この後、せっかく、一緒に買い物しようと思ってたのに~』
んっ んーマジ( 〃▽〃)
『いいよ。香取さんとの買い物いは、また、今度に行こうよ』
香取さん、申し訳なさそうな顔。
マジ、ちょっと嬉しいんですけど!!
『社交辞令は、ダメです。本当に行きますよ。今度は、こっちがご馳走します。お伺いしたい事が出来たので』
『?、今でもいいけど』
『噂に聞いたのですが、その、あの、奥さまでと、その~』
香取さん、離婚の事を聞きたいのだろうな~
『離婚の事?したよ。今年に』
『すいません。嫌な事をお伺いしてしまいまして。申し訳ございません』
『真面目だね。気にしなくて、それより、急いがないと。行こうか?』
『はい、すいません。』
香取さんは、バイクにまたがり、お辞儀をして、去っていった。俺も、車にタンブラーを置き、ショッピングモールに戻る。
今度、香取さんとお買物か。マジか?
なんか、島田さんといい、2人とも、ただの同僚だよな‥ちょっとくらい、夢見ても、いいよな。
さてと、服屋、2.3軒寄って、帰るかな。
どうせ、買わないけど。
はい、嘘。
Tシャツ、ベルトのお買い上げ。12000円
3時間もフラフラして、無駄遣い。
タバコ吸って帰ろ。
喫煙所、大込み。10人くらいいるよ。
狭っ。それでも、吸いたい。俺を含めた、スモーカー共。




