トンカツ1話
うるせー
アラームが鳴ってる。
10時だな。
起きて、シャワー浴びないと。
タバコを吸いに外にでる。
寒い。6月なのに、寒い。
今日の天気、曇り。北風が強い。
パーカーのフードを被る。
宅配が来た。親から連絡が合った、新じゃがだ。
1人じゃ喰いきれん。冷蔵庫の肥やしになるな。
島田さんにもあげるかな。
そろそろ、家でないと。
トンカツ屋に11時45分到着。
島田さんは、来てないな。腹減った。
取り敢えず、車で待機する。
コンコン
窓ガラスが叩かれた。
『千葉さん、待った?』
『いや、今、来たところ』
なんか、青春っぽい
『予約してるから入りましょ。』
そそくさと店に入る、島田さん。
『予約の島田です。』
店員が席に案内。
『お飲みものは、何にいたしますか?』
『私、暖かい紅茶でミルクをお願いします。
千葉さんは?』
『ホットコーヒーで?』
店員は、注文を確認をして立ち去る
『メニューまで、決めてくれたの?』
『残念だったな、千葉君。メニューは、決まっているんだよ。人数限定なのだ。はーはは』
『そのノリで来るか。そー言えば、コインランドリーで会った時と、感じが違うね』
『当たり前だよ、千葉君。この前は、実家に行くだけだったから、腑抜けた格好だったし、普段は、こんな感じだ。』
薄い水色のワイシャツぽいのと、フレアースカート?みたいな感じ。
服の種類は、分からんが似合ってると思った。
『格好と口調が合ってないんですけど』
『千葉君、ギャップだ』
『なんだそりゃ、まぁー服、似合ってるから、よろしいのでは?』
『千葉君、なんか、上から目線。生意気だなw』
『そんな事は、ごさいませんよ。本当の事を言ったまでです。』
『素直で宜しい。ご飯奢ってやろう』
『島田さん、ちょろいですよ。危ないですよw』
『なに?嘘なのか?少しは、喜んでもダメなのか?w』
『そんなことより、しま』
喰いぎみに
『そんなことだと?飯奢らん。むしろ、奢れ』
『俺のなかで、島田さんのキャラが、音を立てて崩れる~w』
『これが本物だ。参ったか。タメ口だぞ』
『降参します。ちょっと質問があるんだけど』
『なに~。タメ口は、会社では、もちろんしません』
『そんなのは、気にしてないけど、原さんの知ってる。原さんとご近所さんなのよ。』
『まじかっ、原さんってホテルマンの原さんでしょ。父親の昔からの知り合いで、よくしゃべるよ。実家によく来てし。私が中学生の頃から知ってるかな。そっちの方に住んでるのは知ってだけどね。まさかの知り合い。』
『俺もビックリしたよ。近所の人から、島田さんの名前が出てきて。』
『余計な事まで、喋ってそうだよ。本当に、あのジジイw』
『たまにしゃべるよ程度だよ。会社の話したでしょ。それでもしかして、同じ会社程度だよ』
『ふーん、そうなんだぁ~』
『お待ち様でした、限定上ロース御膳と限定上ヒレ御膳です』と店員。
『ささっ。召しあがれ。』
『豪華だ。小鉢もいっぱい付いてる。メロンまで。すごいの来た』
『この店は、これなのよ。私』
『そーなのね。食べよ』
『いただきます。』×2
トンカツ屋に来るのは、1年ぶりくらいかな。
元嫁と行ったな。いかん、いかん。昔の事を思い出してもしょうがない。取り敢えず、喰うぞ。




