決定事項なの
えーなにかな?この状況は…
マッチーさん、かめちゃん、由香里の3人と俺。
『あのー』
『智君、お疲れ様。さくらんぼ、ご馳走様。先ずはご飯食べましょう』
『そうだね。アタシもお腹減っちゃった〜』
『ご飯よそるね。マッチーとかめは普通?智は大盛り?』
『アタシも大盛りで』
『アタシは普通』
『ハイ、大盛りで』
何だろ?この空気。由香里としたのを知ってるの?
いや、知ってるな。絶対。
『いただきま~す』x4
『いやー美味いねー角煮。俺の作るのと、味が全然違うよ。甘味が上品』
『はちみつを使うのよ。それかな、多分』
『へぇーそうなんだろな、今度、やってみよう』
あれ?2人共、無口だ。
マッチさんは、ともかく、かめちゃんが静かだ。
『えーご飯を食べながら、話すのも何ですが、ぐっさんと智の大人の関係の、事情聴取があります。』
かめちゃん、何をぶっ込んでるの?えー?マジで。
『あのー由香里との関係って、あ』
『智君、大人のね。大人の』
マッチーさん、かぶせて来たよ。
由香里を見ると、首を振ってヤレヤレって感じ?
俺はどうすれば?
『えー2人は、今後、お付き合いする予定は?智』
『特に話してません』
『ぐっさんは?』
『ありません』
『では、智はフリーって事でいいのかな?そうだよね。ね』
かめちゃん、なんか、怖い。
『あのー何でしょうか?俺、由香里に手を出したのが
、皆さんの関係に亀裂を入れてしまいました?』
『いやー、そうではないよ。いや、そうかな?アタシより、先に手を出した、ぐっさんが悪い』
かめちゃん、俺に手を出すつもりなのかよ?
『いいのよ、別に。アタシもこの前、違う子と遊んでたからね。ただし、マッチーには、申し訳ないでしょ?』
ん、何で、マッチーさん?この前、飯食って、映画見ただけど…
『マッチーが智を狙っていたのは、知ってました。それについては、昨日も謝りましたけど、ゴメンなさい。マッチー』
『それは、別にいいの。智君に恥ずかしくて、この前の映画館でね…』
『映画館?あーあれかな?別にいいよ。疲れて、寝ちゃったのは、気にして無いですよ』
『そういうとこな。マッチーに気を使ってるけど、マッチーがいびきしたの、知ってるからさぁ~』
『えっ何で?』
『トイレで女の子が教えてくれました。恥ずかしくて、恥ずかしくて。だから、帰りました』
あー成程ね。そう言う事。でも、由香里との件は、関係ないけどね。
『それがなければ、マッチーが智に手を出すつもりだったって事よ。智、モテモテだねぇ』
『チョット待ってよ、かめちゃん。それは、飛躍しすぎでしょ。マッチーさんもなんか言って』
何で、顔が赤いの?えー本気?なに、なに、なに?
『智、マッチーが智を狙っているのを、私が智とした事がダメっていうか、抜け駆けというか…』
『それで今度の土曜日に、マッチーとお泊りしてもらいます。こっちで段取りはしておきますので、智は土曜日に、泊まれる準備だけしてください。これは、決定事項です。今日は、ご自由にどうぞ』
かめちゃん、決定事項って。サバ味噌、めっちゃこぼれてるけど…




