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3/3

真奈


2月も終わりいよいよ3月になった。

凍えるような寒さもなくなり、少しずつ暖かくなってきている。




今日は学期末試験の1週間前だ。以前、明里と約束した勉強会が今日から始まる。

場所は俺たちの教室でやるらしいが、明里は用事があるらしく少し遅れるそうだ。

俺は、教室で一人で待つのも暇なので外に出てで暇をつぶすことにした。





校庭では、試験期間中で部活は活動していないにもかかわらず、サッカー部が自主練習をしていた。

俺は、適当なところに座ってその光景をぼーっと見ていた。

すると後ろから女の子の声で

「あれ?もしかしてハル君?」

と聞こえた。

振り返ると真奈がいた。

「おぉ、真奈か。部活か?」

「うん。今日は自主練だから特に参加しなくても良いんだけどね。」

「特にマネージャーは帰ってもいいんじゃないか?」

櫻井真奈(さくらい まな)はサッカー部のマネージャーをしている、俺のクラスメイトだ。

明里とはかなり仲が良く、話を聞くといつも名前が出てくる。

また、小柄で幼い容姿が男子に受けている・・・・つまりロリコンが喜ぶ外見である。

そのため、人気が高い・・(らしい)サッカー部では争奪戦が繰り広げられているとかないとか。




「まあ、暇だからねw。それよりハル君は何で放課後残ってるの?」

「あぁ、俺は明里が試験の勉強会開くっていって無理矢理参加させられてな。今日が初日なんだよ。」

「そうだったの!?いいなぁ>< 私も今回ヤバいからさ・・・」

・・・・

「真奈も参加するか?明里も喜ぶだろうし。」

「ホント!? 参加していいならするー」

「真奈いたほうが明里も喜ぶだろ。じゃあ準備が出来たら教室に来てくれ。」

「うん♪ 分かったぁ あとでね。」





こうして真奈が参加することが決まった。

まあ、しんみり二人でやるより3人でやった方が楽しいだろ。




教室に戻ると、明里が勉強の準備を始めていた。

「お、帰ってきた。どこ行ってたの?」

「暇つぶしに校庭行ってた。用意終わったのか?」

「うん。待たせてごめんね。じゃあ始めようか。」

と教科書を出す。

「あぁ、そうだ。えっとな。真奈が参加することになったぞ。」

「え? そうなの!?部活やってるみたいだから声かけなかったけど。」

「自主練だから、抜けても良いみたいだったよ。もう少しで来るみたいだよ。」

「やったぁ♪ 真奈が入れば楽しい会になりそうだね♪」

急にルンルン気分になった明里。

「あからさまに喜んでるなぁ・・・誘って良かったよ。」

「うん。ありがと~♪ こりゃ毎日お祭り騒ぎだ♪」

さらにルンルン気分の明里

「まあそりゃそうだけど・・・」

タッタッタ

「誘った俺が言うのもなんだが・・・」

タッタッタ

「勉強会なんだから・・・・」

タッタッタ

「しっかりべんry」


ガラッ!!

「正義のヒーロー参上だぜぃ!! 親の仇ハル君。成敗してくれる!!」




・・・・・勢いよく扉を開けた真奈がいた・・・・いや、何か足音のフラグはあったけどさ・・

「真奈様、このハルをどうか是非やっつけてぼこぼこにひねりつぶしてぶちのめしてください。」

発言の後半が乱暴だわ・・あくまで、お前美少女設定ってのを忘れるなよ・・

「承知!!」

承知って。。。

「かくごー」

・・・・・・・・

・・・・・・・・

「うわー やられたー」

・・・・・・・・

・・・・・・・

・・・・・・

・・・・・

・・・・

・・・

・・

・


(´ー`)┌フッ 完璧な演技だな。この分じゃいずれはハリウッド進出で大スターになる日も近いな。







「何遊んでるのハル?」

「ハル君。勉強会に誘ってくれたんでしょ?」

「・・・・・・・すみません。調子のって。」

乗った俺の負けだよね・・・






そんなこんなで勉強会が始まった。

最初は騒いでたが始まると2人とも集中していて、気づいたら下校時間だ。

明日から試験まではこれが続きそうだった。

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