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プロローグ



「今日も綺麗だなぁ」

放課後の屋上で見る市内の景色は格別だった。

恐らくこの綾倉高校の屋上からの景色は市内1番といっても良いだろう。

だから、毎回屋上禁止の看板があっても無視して入ってしまう。

この1年間で、他の生徒は見た事がない。こんな良い景色を見ずにもったないなと、思いつつ誰にも取られたくないという気持ちもあって、ここにいることはほとんど誰に教えてない。


「そろそろ帰るか」

少し冷えて来たので帰ることにした。

屋上を後にして、階段を下り下駄箱で靴に履きかえた。

外に出て校門を過ぎる時、ふと屋上の方を見てみた。


「あれは・・・・人・・・か?・・・いたっけ?・・」

少し見えた黒い影はすぐ消えてしまった。

気にはなったが、そのまま家に帰った。





・・・・・そんな毎日を過ごしていた。

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