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ぷろろーぐ

こんなテンションの主人公のお話。


あぁ、神様仏様天国のお祖母様。


私、とうとう頭が逝っちゃったのかも知れません。


自分の部屋の扉を開けた瞬間、私は真っ先に自分自身の頭の中を疑った。

既に頭の中では走馬燈がグルグルだ。あれ。走馬燈は死ぬ寸前か。

うふふふ。じゃあ、私もうすぐおばあちゃんの所に行くんだね。あははは。草餅用意しておいてね。私おばあちゃんの手作りが好きだから。序でに凧揚げとかカルタとかしようね。あとおはじきとかーお手玉。あれ、コレだとなんかお正月っぽい?まだお正月には早いか。まぁ細かいことを気にしていてはいけない。そうそう、どうせ逝っちゃうんだからそんなこと気にしちゃ駄目駄目。マイナス思考ななんてのうせんきゅうなのですよ。


頭の中は既にパンク寸前っぽいのにそんな事を全く感じさせないいつも通りの意味不明マンシンガンシンキングに、私の頭はいつも通りだと云う事を自覚する。


だとすれば目か。目が逝っちゃったのか。

本ばっかり読んでるから怒っちゃったのか。今度からちゃんと緑も見るから勘弁して下さい。本気で。本気と書いてマジと読むくらいせっぱ詰まってるんだよ?ちょっといい加減瞬きしまくってるんだからこの幻覚どっかいってくれないかな。うふふふふ何かオーバーヒートしてきた感があるんだけど。アレか、現状認識に私のメモリが追いついていないんだね。解ってるよ。だからお願いだから現実さん、私に現状を認識させる時間を下さい。

パタンと軽い音を立てて、私は扉を閉めた。因みに一度扉を開けてから閉めるまで、たっぷり5秒くらい。


それから、私は『アレ』が何なのか、考えることから始めた。







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