第1章/□と■
この世界には
伝説が伝えられていた。
黒と白がはっきりしているお話だ。
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無色と有色
白と黒
光と闇
天と地
虚と実
表と裏
陰と陽
正義と悪
親友と宿敵
同調と孤独
共鳴と反響
救済と粛清
正と邪
混乱と秩序
生と死
そして
「敵と味方」
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『昨日の敵は今日の友』
この言葉を聞いたことがあるだろうか。
昨日まで敵として激しく戦っていた相手でも、状況が変われば、今日は信頼できる大切な仲間になり得るという意味の諺。
お互いに全力を尽くして戦ったからこそ、相手の強さや人間性を認め合い、深い絆が生まれる___と、言われている。
『本当にそうだろうか?』
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彩希と千華、景斗が転移した世界。
その世界には敵と味方の区別がはっきりしていた。
味方側には王国の四聖勇者が存在していた。
『カードコード』
「A・J・Q・K+α」
この4+1名が四聖勇者と王国から支援を受けている。
伝説として言い伝えられている勇者や、未だ見つかっていない勇者も存在している。
敵と味方。
なら、敵の方はどうだろう???
王国____いや、この世界の全員から恨まれ、憎まれた嫌われ者達だ。
敵側は何か一つを求めるもの達が集まる、四黒魔道士。
『スート』
「♠︎・♦︎・♥︎・♣︎+α」
この4の嫌われ者達、こいつらの欲望はただ1つ_________
+αとの■■だ。
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彩希と千華は____まだこの事を知らない。
知っても何も出来ない。
それは______
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