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異世界間バトル〜知恵と力と能力で頂点を目指せ!〜  作者: こうめいくん
第一部、1章.〜クラス内マッチと顔合わせ〜
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24.決着②

「そうね。これなら勝敗の付け方にも納得がいくでしょうね。では、勝者は来栖海斗グループとします!!」



アルンが声高にそう告げる。




「「「「「おおーっ!!!!!」」」」」




俺たちのグループメンバーが歓声を上げる。



遥香は少し複雑な顔をしているが、基本的にはみんな嬉しそうな表情だ。



この瞬間、俺たちのグループがクラス内トップグループ、そして俺がクラス内のリーダーであることが確定した。




「ああ、負けたのか。」




そう力なく呟く(すめらぎ)は自嘲にも見える笑みを浮かべている。



「僕はいつもチヤホヤされてきた。だから自分でなんでもできると思い、実際、ほとんどのことは自分でできた。なのにどうして一番にはなれないんだーーーーーーーーー!!」




そう慟哭する皇に俺は声を掛ける。



「これから一番を目指せばいいんじゃないのか?」と。



「えっ?」



「だって、そうだろう?まだ、俺たちはクラスの中、クラスというグループの中の一番を競っていたわけであって、これからは三つのグループにならないといけない。これからも十分にチャンスはあるはずだ。」



「でも、僕はみんなの足を引っ張るかもしれないよ?」



「それでも大丈夫だ。少しの失敗ならみんなで協力すればカバーできるはずだからな。」



そう言い、俺は手を差し出す。



「ありがとう。それじゃあ、これからよろしく。」



そう言って、俺の手を握る皇の表情(かお)は晴れ晴れとしていたーーーーーーーーー
























俺たちのそんな様子を見計ったかの様にアルンが声をかけてくる。



「さあ、あなたたちが今、考えているのはこの女、雑賀舞姫(さいかまき)をどうするかということじゃないかしら?」




俺は曖昧にうなづく。




「そこまで深くは考えてないけどそういう感じだな。」



「で、どうするのかしら?」



その問いに答えたのは皇だった。



「もちろん、心情的には許せるはずもありませんが、僕は雑賀さんを許します。ですから、僕が彼女に今から何か望むといったことはありません。」



「俺もそれに同意だ。彼女にはこれからの改善に期待すべきだろう。」



「そろいもそろって甘ちゃんね。まぁ、いいけど。いつか必ず後悔する日が来ると思うわ。みんながその気なら、そろそろ勝利報酬の授与に移ろうかしら。」



後悔する?



どういうことだろうか。



そんな俺の疑問に気づいているのかいないのか、アルンは続けたり



「言っていたかどうかは忘れたけれども、一位のグループには賞品があるわ。」



その時、元皇のグループメンバーからざわめきが上がる。



「静かにしてね。皇くん?メンバーには伝えていなかったのかしら?」



「いえ、そんなことは。」



「なら、それはあなたたちの怠慢が招いた結果よ。もっと精進することね。」



アルンは切り捨てる様にそう言った。



「さあ、海斗。あなたは報酬に何を望むの?」

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