表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
異世界間バトル〜知恵と力と能力で頂点を目指せ!〜  作者: こうめいくん
第一部、1章.〜クラス内マッチと顔合わせ〜
32/118

23.決闘②決着①

「えっ?」



俺は愕然とし、無意識にそう口にしていた。



鵜飼の首から覗いていたのは、およそ人のものとは思えない金属だったからだ。



幻覚でも見ているんじゃないかと思い、俺は「神眼(スルーアイ)」を使う。




鵜飼春樹(うかいはるき)



種族:自立魔法人形(オートゴーレム)



状態:強制操作










この情報が頭の中に入ってくると、俺の頭の中は一瞬で混乱した。



それと同時に憎悪に燃えていた心が少し和らぐ。




どんどん冷静ないつもの俺に近づいている。





何で初めて視たときとは違う表示に?




そもそも、種族なんて欄が出てくることもなかったはずだ。




さらに、状態の強制操作、これを見ると、ますます鵜飼がゴーレムであるとしっかり主張しているようなものだ。




だが、強制操作、これは誰か鵜飼を操っているという証拠に他ならない。






なら、誰か術者がいるはずだ、そう思い、俺は辺りを睥睨する。




そうすると、誰かがサッと動いたところがあるように見えたので、その辺りを「神眼(スルーアイ)」で視た。









すると、視た瞬間目を逸らした人がいたので注意深く視てみると、




雑賀 舞姫(さいか まき)



能力:人形操師(あやつりにんぎょう)









能力の部分で明らかにこいつが犯人だとわかる。



「ちっーーーーーー!」



そうは問屋がおろさないらしい。




気づかれたとわかっているのかいないのか、それはわからないが、鵜飼は再び俺を攻撃し始める。




だが、どちらが押されていくか、どちらが負けていくのかは普通にすれば、考えるまでもなく明らかだろう。




さっきで限界ギリギリだった俺と、自立魔法人形(ゴーレム)でスタミナ的に制限のない鵜飼のどちらが勝つかは。



だが、鵜飼に対する打開策は今の俺の状況では必ず成功するとはいいがたい。



もう二度も魔法を使ってしまったのだ。



魔力残量的にも厳しい賭けだ。



でも、俺はこの魔法に賭けるしかないーー!




俺は剣を交わしながら、詠唱する。




三回打ち合ったくらいでくらいで唱え切れたらいいだろう。




一回目



鵜飼はさっきと違って単調な攻撃ばかりしてくる。



これならーーーーーーーー!




《我、此処に願うーーーーーーーーーーーー





二回目



焦り始めてきたのか、鵜飼の攻撃はさらに乱れていく。



これはーーーー!



剣を弾き飛ばせる!そう思い俺は振り下ろされた剣に対して下から剣を振り上げる。






時空の流れの中からーーーーーーーーーーー




三回目



そうして、剣を弾き飛ばすーーーーーーーー






剣が手から離れるという絶対的な隙




これを見逃すはずはなくーーーーーーーーー





解き放たれんことをーーーーーーーー!!》




そう唱えきった瞬間、雑賀の隣に俺の体は転移し、



「俺の勝ちだ!!」



そう言い、首元に向かって手刀を振り下ろす。



倒れ伏す雑賀を目に、鵜飼の方を見ると、糸が切れた操り人形の様に倒れていた。




「どうだ?」



「そうね。これなら勝敗の付け方にも納得がいくでしょうね。では、勝者は来栖海斗グループとします!!」




「「「「「おおーっ!!!!!」」」」」



この瞬間、俺たちのグループがクラス内トップグループ、そして俺がクラス内のリーダーであることが確定した。












評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ