サクサクホロホロ
累計PV82,000PV突破です。
ありがとうございますm(_ _)m
嬉しいです(^o^)
「ミゲル?なんかいい匂いがするんだが」
あっ、サイジュのこと放ったらかしだったな。
って言うか、いるの忘れてた。
「あー、オヤツ作ってた」
「もう出来たのか?」
「まだだよ、今焼いてる最中だよ」
サイジュが鼻をクンクンしている。
いい匂いだもんな。
そういえば、こっちの世界にはクッキーとかないってこと?
ケーキとかも?
スイーツの概念がないのか?
料理も塩味ばっかだしな。
「なんて言う食べ物なんだい?」
「クッキーっていう甘味?だよ」
スイーツって言っても通じないよな?
甘味でいいのかも不明だけど…。
「甘味、だと!?」
あれ?
こっちの世界って甘味もないの?
「そうだけど、王都って、どんな甘味があるの?」
「王都、というかどこでもそうだが、ドライフルーツくらいしかないぞ?」
えっ…マジで?
「ドライフルーツ、だけ?」
「そうだ。ミゲルはなぜこのようなものを知っている!?」
なんかマズイ?
『ミゲルよ、僕から聞いたと、僕に作ってくれとお願いされたと言っていいよ』
頭に神様の声が響いた。
なるほど!
「神様にお願いされたんだ」
「創造神アレクサンドリール様に!?」
頷くと、サイジュはそういうことか…と1人納得している。
何がそういうことなんだ?
「この空間をもらう代わりに、神様のお願い?依頼?をこなしているのだろう?」
あっ、そういう解釈?
でもあながち間違ってないかも?
『そういうことにしておいてもいいよな?神様』
『問題ない』
「まぁ、そんな感じかな」
「なるほど、ではそのクッキーっていうのは、神様のものなのだな…」
サイジュの目が、オープンに釘付けのまま、顔がしょんぼりしている。
『神様、俺たちも少し食べてもいいよな?』
『もちろん』
「大丈夫、俺だって初めて作ったんだから味見は必要だろ?サイジュも一緒に味見してくれよ」
うわぁー!
ぱぁぁぁって、すごい満面の笑みになったぞ。
その顔は女の子に見せたら、ダメなヤツだ。
たくさんついてくるぞ?
変なのに付き纏われるぞ?
気をつけた方がいいぞ?
オーブンが、リーンってベル音を鳴らして、焼き上がりを知らせる。
ピピピピとかって、電子音じゃないんだな。
「なんの音だ?」
サイジュがキョロキョロしている。
「あー、クッキーが焼き上がった音だよ」
そうか、こっちの世界にオーブンはないって言ってたし、そもそもサイジュは王子様だもんな。
あったとしても、厨房に入ることもないよな。
「もう!た、べられるのか!?」
前のめりのサイジュに笑ってしまう。
「まだだよ。少し冷めないとダメだね」
「まだなのか…こんなにいい匂いなのに…」
それには同感だけどね。
確か冷めないと、サクサク感がないんだったよな?
焼きたては、柔らかいって聞いたことがある。
それって、クッキーっぽくないよな。
だから、少し我慢。
えっ?魔法で冷やせばいいって?
最初だから、魔法は使わない。
次回からは考えるけどね。
サイジュとマリンが、まだかな?まだかな?とそわそわしてる。
神様もソワソワしてんのかな?
想像したらちょっと面白いな。
そろそろいいかな?
「はい、サイジュ。マリンもな。食べてみようぜ」
俺は、サイジュとマリンにクッキーを1枚ずつ渡して言った。
みんなで口に運ぶ。
サクサクホロホロだ。
「「うまい!」」
『みゅー!〔おいしー!〕』
これはなかなかじゃないか?
そのうち時間がある時に、大量に作っておくべきだな。
だってこんなのすぐに無くなっちゃうよ。
ルサウールからすぐに催促きちゃうだろ、これは。
そのくらい初めてにしては、上手く出来たぞ!
クッキーって、俺でも作れるんだな!
お読みいただきありがとうございます!
もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m
トーヤのテンションがあがります(笑)
感想、誤字脱字報告もありがとうございます。
引き続き他の作品共々よろしくお願いします!
ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜
https://ncode.syosetu.com/n0151lz/
大賢者リオールは楽しみたい!
https://ncode.syosetu.com/n6058kb/
ようこそ!ダンジョンへ!
https://ncode.syosetu.com/n3468kt/




