表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

28/39

ルーティン

見習い冒険者の生活にも慣れてきた。


生活のサイクルも決まって来た。


明け方、薬草採取に出掛ける。

10時頃町に戻り、午後から2区画分の依頼を受けてドブ掃除をする。


薬草にもよるが、報酬は銀貨1枚と大銅貨5枚前後。

ドブ掃除を2区画やると、大銅貨6枚。

やっすいよな、町の雑用。

たまにマリンが、高い薬草を見つけてくれたりもする。


これで1日目は終了。


次の日は、魔物の討伐依頼に森へと行く。

草原は相変わらず、人がうじゃうじゃいるから、回避一択。

あんなところには、混ざりたくない。


森にだってスライムはいるし、ラビットもいる。

フォレストスネークは、騒ぎになるので倒してもインベントリに保管したままになっている。

なんとかマジックバッグ…じゃなくて、アイテムバッグを、手に入れられないだろうか。

いや、むしろ作れねぇかな?とか本気で思ってる。

運搬方法がなんとかなるまで、フォレストスネークはインベントリに保管だな。


そんなわけで森でラビットやらスライム倒したりして、1日の報酬は銀貨2枚前後だな。


で、1日休んだら、採取と掃除して、討伐して…が、ルーティンになっている。


ルーティンとかやってると、思い出して来た。

父さんたちとダンジョンで剣の練習とか魔法の練習とかをやってた時のことを…。



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



「おはよう、ミゲル」

「ミゲルちゃん、おはよう」


部屋から出ると母さんと父さんがいる。


「おはよう、父さん、母さん」


眠い目を擦りながら、食卓の席につく。


「今日も、朝ごはんの後は、剣の稽古だぞ」


父さんが言うと、


「もちろん午後からは魔法の稽古よ?」


母さんも続く。


「わかってるよ。俺は父さんや母さんみたいに強くなるんだから!」


4歳のときから剣の素振りを始めた。

剣が木から、金属に変わる頃には、父さんとの立ち合いが始まった。


「やぁ!」


俺が振り下ろした剣を父さんは、簡単に受け流し、


「ミゲル、掛け声だけか?力任せに振り回すんじゃないっ!素振りを思い出せ」


そんなこと言われてもっ。

素振りと同じようにやってるつもりなんだよ。

俺はもう一度、剣を振り抜く。


「違うっ、剣は刃をまっすぐ振り抜け」


刃をまっすぐ?


片手でやろうとするからか?

片手で素振りも出来るように練習してるのに…。

まだ早いのか?

それなら両手ならどうだ!


剣を両手で持ち直し、頭の上からまっすぐに振り下ろす。


前世の体育でやった剣道を思い出すな。

真面目にやったことなんてなかったけどな。


父さんの剣が鳴った。

初めて受け止めてもらえた!

今までは簡単にいなされていただけだったからな。


「今のは良かったぞ!両手に切り替えたのは良い判断だったぞ」


片手でも受けてもらえるようになるまでは、2年ほどかかった。

それからは、父さんからの打ち込みも追加されていった。


その頃から、ダンジョンの上層の魔物相手に教わったことを実践し、実戦経験を積んだ。



同じく4歳の頃から魔力の扱い方を教えられた。

体内を巡らせる方法。

その魔力を属性魔力に変換する方法。

属性魔力から、魔法を構築する方法。


最初は魔法を使うには、魔法陣の展開が必要なこと。

魔法陣を覚えない限り、魔法が使えないこと。

魔法陣を解読できない時は、丸暗記するしかないこと。

その場合、解読出来ている魔法よりも威力が弱くなること。


俺は父さんにも母さんにも、たくさんの魔法陣を展開して見せてもらった。

スキル【完全記憶】で覚えることが出来たんだ。

しかも父さんたちの魔法陣を俺は解読することが出来てしまったんだ。

いや、解読なんてカッコいいものじゃないな。

ただ読めたんだ。

魔法名が漢字だったから。

魔法陣の大部分は、幾何学模様だったし、呪文のようなものがあっても、


【我レ望ム。風ノ精霊タチヨ。】


とかだったんだよ。

で、魔法名が大きめに中央に表記されていた。


【風刃!!】


みたいな感じでさ。

これ、読めるのって、日本からの転生者だけだろ?


マジかよっ!?って思ったのは仕方なくねぇ?



☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆☆



で、今思い出してみてもツッコミどころ満載だよな?

だって、俺たちダンジョンに住んでたんだぜ?

もうそこからおかしいよな?


しかもダンジョン内に家があったぞ?

普通の一軒家で、自分の部屋もあったからな?


確かダンジョンって、ものを飲み込んでいくんじゃなかったか?

んっ?安全地帯だったのか?

ラノベやゲームには、セーフティエリアとかあったよな?

そこには、魔物は入れないって設定のやつが。

もしかして、家があったところもそうだったのか?

普通に生活してたから、気にしたことがなかったぜ。


アクウダンジョンってさ、上級に分類されてるダンジョンらしいんだよな。

その中層あたりで暮らしてたんだよ。

おかしくねぇ?


上層の魔物で実践練習してたけど、あいつらCランクとかDランクとかだったらしい。

冒険者ギルドで初めて知ったんだけど…。


もしかして、俺ってそこそこ強いんじゃないのか?



Gランクからのランクアップ条件。

残り

採取依頼が67件。

討伐依頼が69件。

町の中での雑用依頼が55件。


★ステータス★

[名前] ミゲル

[年齢] 15歳

[ランク] G

[職業] 火の魔法士

[レベル] 8(349) レベルアップ!

[魔力] 12,180(121,801) アップ!

[体力] 7,308(73,080) アップ!

[スキル] ▼

[従魔] アクアスライム(マリン)


《《隠蔽 

[ギフト]

【快適亜空間】

※創造神アレクサンドリールからのお詫び》》

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
このエピソードに感想はまだ書かれていません。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。

↑ページトップへ