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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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型ってなんじゃ?〜ヴァンヴァルガン(鍛冶屋)

累計PV610,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


何を言っとるんじゃ、この坊主は?


ザランとリディが、また息子のミゲルと一緒に顔を出しに来たんじゃ。


「またなんぞ作って欲しいものがあるのか?」


そう聞いた儂に、ミゲルの坊主は言ったんじゃよ。


「ヴァンヴァルガンのおっちゃんは、小さなものも作れるの?」


なんだと!?

誰にモノを言ってやがる。

儂はデカモノも得意じゃが、繊細なチマイモノも得意じゃ!!


そう言うと、ものすごくびっくりした顔をしおったぞ。

それから、嬉しそうに言ったんじゃ。


じゃあ、こんなのは作れるかな?って。


話を聞いていると、なにやらけったいなものが欲しいと言う。


魔道コンロのオーブン部分に使用する天板の素材か、もっと軽くてだけど同じくらいの熱に強い素材で作って欲しいと言う。


なんじゃかよくわからんが、天板に4列×5段で貝殻の形で窪みをつけて欲しいとか、18×8×5センチくらいの四角い箱型が欲しいだの。


上が直径8センチ下が6センチくらいで高さが5センチくらいの丸いカップが欲しいだの。


直径18センチで高さ6センチくらいの丸型で底は取り外し出来るようなヤツ?


直径12センチくらいで高さが2センチくらいの花びらのような?波のような感じのものが欲しいだの。


同じ形で直径5センチくらいのものと直径20センチくらいのものも欲しいと言う。


ようわからんものばかり欲しいとほざいておるのでな。

とりあえず絵を描かせてみた。

それでやっとなんとなく欲しい形がわかったんだがの。


天板は最低でも24枚はほしいとか、他のものは丸いものは200個とかあってもいいと言うし、デカい丸型は30くらい、四角いのも50くらいは欲しいと言う。


何にするんじゃ?と言えば、焼き菓子を作ると言いやがる。


「焼き菓子とはなんじゃ?」


ミゲルの坊主は、カバンから何やら取り出して儂に渡して来た。


「これはクッキーっていう焼き菓子だよ」


こんなもの見たこともないの。

これを食ってみろってことか?


「食えばいいのか?」


ミゲルの坊主が頷く。

ザランとリディはニヤニヤしとるぞ?

まぁ、いい。

食ってみるか。


くっきーとやらを口に入れてみる。

サクサクで甘くてバターの香りが口に広かった。


「うまいっ!」


酒のつまみにはならんが、これは美味いな。


「でしょ?」


リディが嬉しそうにミゲルの頭を撫でとる。


「今作れって言ったものでこれが出来るのか?」

「クッキーは、なくても作れるよ。他のものを作るのに必要なんだ」


他のものじゃと?


「それは美味いんか!?」

「美味しいとは思うけど」


それなら、儂も張り切って作らんとならんな。

鉄より軽くて耐熱性のある素材…。


「どのくらいの熱に耐えられればいいのじゃ?」

「230度くらい?」


230度じゃと?

思ったより高温じゃないみたいじゃな。


武器を作る時の炉温は、軽く1,000度は超えるからのぉ。


それなら鉄よりもヘッジホッグの針の方が、加工がしやすいしの。

耐熱性は鉄よりかなり落ちるが、耐熱性の素材をかませりゃ問題ないじゃろ。


ヘッジホッグの針にファイヤーホースのたてがみなら余裕じゃな。


「儂にも食べさせてくれんのなら作ってやる。が、素材が足りんな」

「素材?何があればいいんだ?」


ミゲルの坊主は、前のめりに聞いてくる。


「まずはヘッジホッグの針じゃな」

「ヘッジホッグ?武器とかの素材になるってヤツだよな?ビッグヘッジホッグでもいいのか?アサラサダンジョンにいたんだが」


なんじゃと?ビッグヘッジホッグ!?


「そっちの方が耐久性はあがるぞ」


多少だがな。


「そっか、ならアサラサダンジョンに取りに行ってくるよ」

「待て待て待て待て!」


今にも出掛けそうなミゲルを、他にも必要じゃと引き留める。


「耐熱にはファイヤーホースのたてがみも必要なんじゃ」

「ファイヤーホース?」


見たことはなさそうじゃな。


「どこにいるか知ってる?」


ザランとリディに向かって聞いている。

2人は首を振る。

もちろん儂も知らんので、首を振る。


「うーん、じゃあギルドで確認してみるよ。素材を持って来たら作ってくれるんだよな?」

「任せておけ」


儂がしっかり頷くと、ミゲルは嬉しそうに笑った。


「あっ!忘れてた。料理とビール持って来たんだった」


なんじゃと!?

それを先に出さんかっ!

ほら、早よ出せ。

早よ早よっ。


かぁー!

やっぱりビールはうめぇーな!

なんとか毎日飲めるようにならんかのぉ。


前回とは違う肉料理を腹いっぱい堪能したぞ。

これは焼き菓子とやらも期待出来るんじゃないかのぉ。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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