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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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203/206

何が違ってるんですかねぇ?〜ジェフ(王城料理長)

累計PV590,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)

アルサイジェス様がプリンのレシピと同様に、肉料理のレシピも手に入れて来てくださいました。


アルサイジェス様が、ミゲルさんのハンバーグも美味しかったけど、ギルドの食堂のハンバーグは段違いの美味しさだったと絶賛されていた。


そんなことを聞いてしまったら、王城の料理人としては負けられないではないですか!


まずは、肉をミンチにする。

大量にミンチにするだけで、ひと仕事になってしまう。


えっ?

ミンサーなる魔導具がある?

それは購入出来ますか?


アルサイジェス様!

是非ミゲルさんに確認してください!

出来れば、10台ほど購入したいです。


後日、手元に届いたミンサーに料理人一同歓喜しましたよ。

肉をぶっ叩いてミンチにする作業から解放されたのですから。


とりあえずレシピ通りに作って、アルサイジェス様に食べてもらいましたが、反応が微妙でしたね。

どうもギルドの食堂のハンバーグの方が、美味しいらしいんですよね。


アルサイジェス様は、料理が出来るわけではないので、何がどうという説明が難しいようでした。


ならば、自分で確かめに行くしかないですよね。

そう思い、私は休みの日にギルドの食堂へと足を運ぶことにしたのです。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



ギルドに到着すると、食堂の喧騒が外まで聞こえていました。

賑わっているようですね。


「煮込みハンバーグお待ち」


気風(きっぷ)の良さそうな女性が、給仕をしていました。


「ジャクリーン、俺は焼きハンバーグだ」

「あいよっ!」


こっちはエールだ!

ショウガ焼きくれ!


ジャクリーンと呼ばれた女性は、くるくる踊るように、注文を受け、出来上がった料理を配膳していますね。

見ていて小気味良いですね。


ハンバーグは、煮込みと焼きがあるようです。

両方とも食べたいところだが、さっきみた限りではそこそこ大きなハンバーグでしたねぇ。

うーむ…どうしますか…。


メニューの端に小さい記載がありました。

後から付け足した感が満載のそれは、今私が必要なメニューですよ!


煮込みハンバーグと焼きハンバーグのハーフハーフ。


これですね!

配膳中のジャクリーン殿に声をかけて、ハーフハーフをお願いします。


「あいよっ!」


調理場に向かって、5番ハーフハーフ!と叫んでいた。


5分ほどで、ジャクリーン殿がハンバーグを運んでくれました。


「ハーフハーフお待ち!ごゆっくり」


目の前に置かれたハンバーグから、デミグラスソースのいい匂いが漂い、お腹が空きます。

デミグラスの実を使っているのは明らかなんですけどねぇ。


では何が違いますか…?


なぜかナイフがなくフォークしかなかったので、忘れたのか?と周りを確認したら、ナイフなど使ってる客などいませんでしたよ。


冒険者ギルドの食堂でしたね。

王城みたいに上品に食べるところでもなかったですね。


私も周りにならって、焼きハンバーグをフォークで一口サイズに分けて刺してみます。

ナイフなど必要ないくらいの柔らかさですよ?

肉汁が溢れ出してます。

もったいないです!

こんなに肉汁が溢れ出すことなどありえるのですか!?

やはり何かが違うんですね?


煮込みならこの柔らかさもわかりますよ?

だけれど、これは焼きです。

なのにこの柔らかさ。

これはもう食べてみるしかないでしょう。


なんだと!?

なんだ、この食感は!?


おっと、口調が荒れました。

でも、そうなってしまうのは仕方ない食感です。


ふわふわだ。

そしてほろほろと崩れていく。


ミンチにした肉に少し大きめのミンチが混ざっているのか?

それがアクセントになっているようだ。

タマネギの甘みがすごい。


夢中になって食べていたようだ。

気づいたら焼きハンバーグは無くなっていた。

なんてことだ。


これは煮込みハンバーグも期待しかない。


あぁ、なんて柔らかさなんだ。

口の中に幸せが溢れる。


アルサイジェス様は、これを先に食べてしまったのなら、あの微妙な表情も頷けてしまう。


これは料理人交代で全員が食べに来るべきですね。

そして全員で改良しましょう。

負けられませんからね!

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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― 新着の感想 ―
5分ほどって、作り続けているのかな?
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