↓ ↑ページトップへ
表示調整
閉じる
挿絵表示切替ボタン
▼配色
▼行間
▼文字サイズ
▼メニューバー
×閉じる

ブックマークに追加しました

設定
0/400
設定を保存しました
エラーが発生しました
※文字以内
ブックマークを解除しました。

エラーが発生しました。

エラーの原因がわからない場合はヘルプセンターをご確認ください。

ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


この作品ページにはなろうチアーズプログラム参加に伴う広告が設置されています。詳細はこちら

PR
199/208

ゼータ3ダンジョンふたたび

累計PV570,000PV突破です。

ありがとうございますm(_ _)m

嬉しいです(^o^)


やっぱり足りないよな?

どう考えても足りない。


何が足りないかと言えば、カレーを作るための香辛料が、だ。


ゼオンと採取したターメリックなんかは、全部買い取らせてもらったけどさ。


1食分なら出来ると思う。

けどさ、1食分って言ってもだな?

みんなおかわりしない?

するよな?


しかもアレクサンドリール達の分もだろ?

ホムラ達が食べられるかどうかは、わからないけど、気に入ったとしたらおかわり必至なわけだよ。


俺だって久しぶりのカレーだもん。

満足いくまで食べたいじゃないか。

それに父さんと母さんも食べるだろ?

そう思ったら、ターメリックとかの香辛料が足りないなって…。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



「ちょっとゼータ3ダンジョンに行ってくる」

「ゼータ3ダンジョンって、無益ダンジョンかしら?」


母さんが不思議そうに言った。

あれ?もう無益ダンジョンじゃないんだけどな?


「色々採取出来ることがわかったから、この間ゼオンとダンジョン行ったんだけど?」


父さんから聞いてなかった?


「あー、ドラゴニュートの子ね!でも何に使えるものが採取出来るの?」

「前の俺がいたところでは、人気の食べ物が作れる香辛料が取れるんだよ」


いつからいたのか父さんが、


「それは肉料理か!?」


あー、あれはなんて説明すればいいんだ?

カレーはカレーなんだよなぁ。


「肉料理ではないけど、肉は使うよ。ちょっと説明が難しいな」

「そうなのか、でも美味しいものなんだよな?」

「俺は好きだけど、こっちの人がどう思うかはちょっとわからないな」


カレーって、たぶん独特じゃないか?

見た目とか匂いとか。


「全然想像が出来ないわね」


逆に想像出来たらすごいよ。


「楽しみにしててよ」


そうね、と笑った母さんに対して、父さんは、


「ゼータ3ダンジョンに送って行こうか?」


と、聞いてくれる。

けど、1人ならなんとでもなるんだよな。


「大丈夫だよ、【転移】で行けるから」

「そうか?」

「うん、1人だからね」


気をつけていってらっしゃいと送り出されて、ゼータ3ダンジョンの2階層へと【転移】した。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



スキル【自動地図作成】発動。


前回も作ったけど、念のため再度作ってみた。

うん、変わらなかったけどな。


ちゃんとマップを見ると、どこに何があるかわかる。

まぁ、暗闇じゃないからな。

無闇ダンジョンは、マップがあっても厳しいかもな。


この階層には冒険者はいないみたいだな。

ギルドから無益ダンジョンでも採取可能なことは公表されたのか?


されてても採取されるのは、ヤマトの実とかシグレの実、ショウユの実くらいだよな?

他はまだ使い方不明だろうしな。


そんな事を考えながら、ターメリックにカルダモン、コリアンダー、クミン、チリペッパーを採取しまくった。


これだけあれば、大丈夫だろう。

…大丈夫だと思いたい。


粉末にしたら、保存しておく容器が欲しいよな。

ガラス瓶とかはどこかに売ってるのかな?

雑貨屋とかか?


『ミゲル様!』


セツカからの【念話】が響いた。

びっくりした。


『どうしたの?セツカ』

『その先から血のニオイがします』


血のにおい?


『魔物とかか?』

『魔物ではありません。人族…もしかしたら獣人族かもしれません』


血のにおいってことは、ケガをしてるのかな?


『行ってみてもいいかな?』


間に合うなら助けたい。


『わかりました、では私達を出してください』


その方が安心かな。

みんなを影から呼び出す。


「ミゲル、急いだ方がよいぞ。血が流れ過ぎている」

「なんだって!?セツカ案内してくれ」

「わかったわ!」


セツカの走る後について行きたいところだが、セツカ速いんだが!?


「ミゲル、我に乗れ!」


ホムラに襟首を咥えられ、ポイッと放り投げられた。


「うわーーー」


なんてことするんだよっ!

慌ててホムラの背中にしがみついた。


「ビックリするだろ!!」

「それどころではないのだろ?行くぞ!」


そうだった。


「頼む」


ハヤトは少し小さくなって、窮屈そうに飛んでいる。

下級ダンジョンの中だしな。

草原とかじゃないから通路とかあるからな、そりゃ狭いよな。

その背中には、ヒスイとマシロが乗っている。

マリンは俺のカバンの中だ。


「ミゲル様!」


セツカの元へ到着すると、そこに血だらけの人が倒れていた。

生きてるのか!?


「大丈夫ですか!?」


声をかけたが、反応がない。

これだけのケガだから、揺さぶるわけにもいかないよな。


マズイか!?


スキル【鑑定(真眼)】発動。


マズイ。

失血?

体温低下?

心肺停止!?

こんな時はどの魔法が効くんだ!?


あー、考えてもわかんねぇ。

片っ端からかけるか!


スキル【結界】発動。

スキル【保温】発動。


スキル【止血】発動。

スキル【治癒】発動。


ダメか?


スキル【回復】発動。


そこで、目の前の人の呼吸音が聞こえてきた。

良かった、なんとかなった…よな?


『父さん』


なんで俺はポーションを持ってないのかな。

こんな時こそポーションの出番なのでは?


『どうした?ミゲル』

『ゼータ3ダンジョンに血だらけの人が倒れてて、【止血】とか【治癒】とか【回復】とか使って、たぶん命は繋がったと思うんだけど、どうしたらいいかな?』


このまま置いていくわけにもいかないだろ?


『今何階層だ?』

『2階層だよ』


父さんは、母さんと今から行くと言って念話が切れた。


「ミゲルちゃん」


すぐに母さんから呼ばれた。


「母さん、お願い」

「わかったわ」


母さんは大丈夫よと言って、俺の頭をさらりと撫でてから、倒れている人に近づいた。


「あら?この子トライアングリカの騎士団員だわ。でもおかしいわね」


母さんの眉間に皺がよる。


「リデル、どうしたんだい?」

「騎士団の子なのに、奴隷の契約がされているのよ」


えっ?

騎士団って、サイジュのお兄さんが団長とかじゃなかったっけ?


「騎士団の奴隷ってこと?」


それはちょっといただけないよなぁ。


「あっ、違うわよ。スクエーヌ帝国のキュリオ伯爵って人との契約になってるわね」

「おかしくない?」


なんで、騎士団の人が他国の貴族の奴隷に?


「おかしいに決まってるだろう」


だよな。


「奴隷って、なんか証(しるし)みたいなものってあるの?」

「あぁ、契約の時に奴隷紋が刻まれるはずだ」


父さんはそう言いながら、手の甲を示した。

ってことは、どっちかの手の甲に奴隷契約の証があるってことか?

俺は、倒れている人の左手の甲に魔法陣のような紋があることを確認した。


「この人、どうしたらいいかな?」


事情がわからないのに、騎士団に戻してもいいのか?


「そうね、とりあえず目が覚めるまで家で休ませましょう」


母さんが連れて帰ると言い、父さんもそれに賛成のようだ。


「騎士団に連絡するのは、事情を聞いてからでもいいだろう」


俺もそれがいいと思う。


「ミゲルちゃん、この子綺麗にしてあげてくれる?」


あー、血だらけだったな。

このままにしておきたくないよな。


スキル【クリーン】発動。


洋服はボロボロなままだけど、本人は風呂上がりのように、キレイになったぞ。


「よし、では帰るか」


父さんが倒れている人を魔法で抱き上げる。


「ミゲルちゃんは、採取終わったのかしら?」

「終わったよ、一緒に帰るよ」


ちょうど帰る時に、見つけちゃったからな。


【転移】する前に、みんなにはまた影に戻ってもらった。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜

https://ncode.syosetu.com/n0151lz/


大賢者リオールは楽しみたい!

https://ncode.syosetu.com/n6058kb/


神様のムチャブリで死亡フラグだらけの侯爵令嬢に転生しました

https://ncode.syosetu.com/n3559mr/


ようこそ!ダンジョンへ!

https://ncode.syosetu.com/n3468kt/

評価をするにはログインしてください。
ブックマークに追加
ブックマーク機能を使うにはログインしてください。
― 新着の感想 ―
あーすみません。もし、リアルな胸糞描写が入るようでしたら警告?をお願いします。状況説明なら大丈夫です。よろしくお願いいたします。
感想一覧
+注意+

特に記載なき場合、掲載されている作品はすべてフィクションであり実在の人物・団体等とは一切関係ありません。
特に記載なき場合、掲載されている作品の著作権は作者にあります(一部作品除く)。
作者以外の方による作品の引用を超える無断転載は禁止しており、行った場合、著作権法の違反となります。