同じもの?〜アレクサンドリール(創造神)
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はんばーぐが届いた。
ミゲルくん以外から初めてお供えとして。
ミゲルくんが広めてくれている料理のお供え。
冒険者ギルドのグランドマスターのクリスティアードからのお供えのようだった。
ギルドの食堂で提供しているはんばーぐのようだった。
ちゃんと5人ぶん届いたと言うことは、ミゲルくんがお願いしてくれたものだと思う。
慌ててみんなを呼んだんだよ。
「突然なんだ?アレクサンドリール様?」
アグニールがぶつぶつ言いながらやってくる。
「どうしたの?」
ルサウールが目をこすりながらやってきた。
寝てたのかな?
「アレクサンドリール様、お呼びでしょうか?」
デメテールとデメテールに手を引かれたエンリールがやって来た。
「きた」
「みんな突然ごめんね。お供えが届いたから食べようと思って」
みんなの顔が喜びに輝いた。
「ミゲルからなんか届いたのか!?」
「甘味?」
「今度は何かしら?」
「たのしみ」
そうだよね。
ミゲルくんからだと思うよね。
「あのね、ミゲルくんからじゃないんだよ」
「「「「えっ!?」」」」
みんなの視線がささる。
いたいからやめて?
「ミゲルじゃないって、なら今まで通りの微妙なお供えってことか?」
アグニールが悪態をつく。
わざわざ呼ぶ必要ねぇだろ?って言うけどさ。
僕だって、フルーツだけとかならさすがに呼ばないよ。
そのくらい気づいて?
「そうじゃなくて、ミゲルくんが広めたレシピで作られたものが届いたんだよ。だから呼んだんだけど、いらないなら帰っていいよ」
そんな文句ばかり言う子には、あげなくてもいいんだからさ。
「なにがとどいた?甘味?」
ルサウール?
甘味はまだレシピを広めてないからね?
まだまだ先の話だよ。
「はんばーぐが届いたんだよ。全員分届いたからミゲルくんが手配してくれたんだと思うんだけど?食べないのかな?」
「「「「食べる!!」」」」
うん、最初からそう言ってよ。
みんなにはんばーぐをそれぞれ渡してあげる。
「おー!前にミゲルが試しでくれたヤツだよな?」
「おいしかった」
「そうね、あれは美味しかったわよね」
「うん、また食べたかった」
アグニール、ルサウール、デメテールにエンリール。
ちゃんと覚えていたみたいだね。
「食べてみようよ」
みんなが頷いて、一斉にはんばーぐを口に入れる。
「「「「「!?!?!?!?!?」」」」」
何コレ!?
本当にはんばーぐなの?
「なぁ?ミゲルのと違わないか?」
「おいしい」
「食感が…ふわふわ?かしら?」
「これおいしい」
ミゲルくんのはんばーぐよりも美味しい…よね?
そうか、そうだよね。
「これは冒険者ギルドの食堂の料理人が使ったものだからじゃない?ミゲルくんは料理人じゃないもの」
だからじゃないかな?
「そうか、ミゲルも言っていたよな。料理人じゃないんだから、作れないものもあるって」
「たしかに」
「ミゲルちゃん、謙遜してるのかと思ってたけど、本当にそう言っていたのね」
「スキルもってるはず」
そうだね。
料理人には料理人専用のスキルもある。
それを使っていれば、同じレシピでも美味しさに差が出る…か。
「でも、これでいんじゃねぇの?ミゲルが広めたものをこの世界の住人が発展させる」
アグニール、たまにはいいこと言うね。
「そうね、ミゲルちゃん1人に何もかも背負わせるわけにはいかないものね」
そうだね、デメテール。
「ミゲルのくっきーおいしい。せんもんのひとつくったら、くっきーもっとおいしい!?」
ルサウール…。
甘味の事しか頭にないんだね?
「ミゲルのもやさしくてすき」
エンリールは、ミゲルくんのこと大好きだよね。
うん、わかるよ。
今度、お礼を言わないとね。
これからは他からもお供えが増えると嬉しいよね?
ミゲルくん。
他のレシピもお願いするね。
お読みいただきありがとうございます!
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トーヤのテンションがあがります(笑)
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