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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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プリンのレシピ?

『ミゲル!』


うわっ!?


ベータ3ダンジョンを攻略して、ダンジョンの外へ出たらいきなり頭に声が響いた。

ビックリしたな。

なんだ!?

今の声は…。


『サイジュか?』

『やっと繋がった。今までどこにいたんだ!?』


んっ?


『ダンジョンだけど?』


ダンジョンでも【念話】は繋がるよな?

あっ、サイジュに教えたのって【念話】じゃなくて【テレパシー】だったか?

【テレパシー】はダンジョンにいたら、繋がらないのか?


普段は【念話】しか使わないから、知らなかったな。


『ダンジョンかぁー』

『何かあった?』


またなんか食べたいとかそう言うこと?

でも、プリンとかは何日か前に渡したばっかだよな?

あっ、時空属性魔法が見つかったとか!?


『あのさ、この間の"ぷりん"のレシピを教えてもらうわけにはいかないだろうか?』


プリンのレシピ?

あー、確かにレシピがあれば、お城の料理人の人なら作れるよな。

プリンの材料は、この世界にもあるよな?


『そんなこと?いいよ?』

『いいのか!?神様のレシピだろ?』


あー、そういうことになってるんだっけ。

問題ないよな?

アレクサンドリールたちも、お供えしてもらうには、この世界の人が色々作れた方が嬉しいはずだし。


『あー、あとで確認はしてみるけど、問題ないと思うぞ?』

『ありがとう。あとミゲルって、商業ギルドには登録してるか?』


はっ?


『商業ギルド?いや、してないけど?』


俺、商売とかしねぇけど?


『なら、早急に登録しておいてくれ』

『なんで?』

『ぷりんのレシピを商業ギルドに登録しておくべきだからだ』


登録?

プリンのレシピを?


『なんで?』

『神様のレシピなんだから、管理はしないとダメだろう!?開発者には利益還元もあるしな』


えぇー!?

それって、前世で言うところの特許みたいなことか?

でも、俺が考えたレシピじゃないぞ?


『神様のレシピ?なのに、俺が利益もらうのはおかしくねぇか?』

『そうか?そのレシピの利益でまた神様に何か作ればいいんじゃないのか?』


えぇー!?

なんか違くねぇかな?


『とりあえずそれも含めて、確認しておくよ』



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



俺は【快適亜空間】に入ってから、アレクサンドリールに話しかけた。


「アレクサンドリールいるか?」

『どうしたんだい?』


俺はサイジュからお願いされたことを、アレクサンドリールに聞いてみた。


「レシピを商業ギルドで登録して、広めてもいいのか?俺が考えたわけじゃないんだけど?」

『いいんじゃないかな?この世界で初めて作ったのは、ミゲルだもの』


えぇー?

そんな軽い感じでいいのかよ?


「だって、利益とか出るって言ってたぞ?」

『それは、そのレシピを購入する人がいたらってことだよ。登録しても売れなければ利益にはならないよ』


あー、そう言われればそうか。


『それに、もし広まって僕達へのお供えに美味しいものが増えるなら、大歓迎さ!』


あー、そう。

やっぱり、そう言うと思った。


「わかった。購入の金額は安めにしてもらってもいいか?その方が広まりやすいよな?」


「そうだね、ミゲルの元に還元される金額はへるよ?いいの?」

「俺は別にいいよ。アレクサンドリールがそれでいいならそうするよ」

『よろしくね』


うわー、嬉しそうだなぁ。



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



『サイジュー、いるか?』

『ミゲル!どうだった!?』


って、待ってたのかよ。


『神様からは、問題ないって言われたぞ』

『本当か!?』


本当だよと言うと、


『こっちでもちょっと調べてみたんだが、レシピの登録には現物も必要らしいんだよ』

『そうなのか?』


面倒くさいな。


『面倒って言うなよ?』


あれ?なんでバレたんだ?


『レシピを書き起こしたものと現物は用意してくれな?』


しかたないか。


『わかった』

『で、そもそもの商業ギルドへの登録だが、紹介状があると時間短縮になるってことだから、紹介状はこっちで用意しておくから、いつ行くか教えてくれ』


冒険者ギルドに買取にも行かねぇとダメだしな。


『明日でもいいか?』


どうせ、今日の夜にプリンは作ろうと思ってたしな。

セツカが食べたいみたいだったからな。


『わかった、明日…午前中か?』

『そのつもりだけど?』


俺たちは9時に冒険者ギルドの前で待ち合わせをした。

いやだって、俺ってば商業ギルドの場所知らないもん。


おしらせ

8/8~8/16まで


生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる

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毎日更新します


お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


ダンジョン代行 なんでも屋におまかせ!〜俺のダンジョンはまだないので他人のダンジョンで活動します〜

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この世で最も柔らかい禁断の甘味が、遂に解き放たれる! それは神の慈悲か、悪魔の誘惑か…… 口に入れれば、たちまちのうちに溶けて消えてしまう。 プリン、それは夢か幻のような儚い存在なのです。 ミゲル「…
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