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生まれたその日にダンジョンに捨てられた俺はドラゴンに育てられる  作者: トーヤ


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従魔登録〜クリスティアード(グランドマスター)

『クリス、極秘で頼みがある』


ザランデュエルが頼み!?

僕に!?

しかもどういうことだよ、極秘って!!!


『聞きたくないんだけど』

『いいから聞け』


いや、まぁゴネたところて聞かされるんだろうけど…。


『なに?』

『ミゲルの従魔登録を頼む』

『…それは、普通にギルドでやってくれよ』


なんでわざわざ僕がやるの?


『ギルドで出来るなら、最初からやってるっつうの!そのくらいわかれやっ!』


はい、すみません。


『なんで、ギルドで出来ないの?』

『…契約したのが、神獣だった』


はっ!?

ザランデュエルは何を言ってるんだ!?


神獣!?

見たことないけど!?

本当に存在するのか!?


『マジで言ってるのか!?』

『もちろんだ』


マジなの?


なんで今なの!?


舞踏会が終わって、アシーダの件も先ほど片がついたと連絡が来たばかりだったのに。

ジーライ達が王都に連行されるまでの束の間の時間、これでやっと少し休めると思ったのに。


そもそも神獣って、従魔登録でいいのか!?


『明日、グランドマスターの執務室に【転移】で行くからな』

『わかったよ、午前中でよろしく』


午後からは、飛竜隊に連行されたジーライ達が来ちゃうからな。


『あぁ、頼むな。足環は5つ用意しておけ』


プツリと切れた念話に、固まった。

今、足環を5個って言わなかったか!?


聞き間違いだよな?

だよな…?



◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇◇



はぁっ!?

うそだよな?

そんなことってあるか!?


目の前には、神獣様がズラリ並んでいるんだが!?


ナインテイルクリムゾンフォックス!?

フェンリル!?

ヴェールカーヴァンクル!?

テンペストファルコン!?

シルクスパイダー!?


本当に5体なんだけど!?

しかも全個体が神獣なんだけど!?

どうやったら、こんなに神獣と遭遇するわけ!?


ミゲルくん、元々アクアスライムも登録してるから、これで6体の従魔持ちなんだけど!?

テイマーとかじゃなかったよな!?

登録の手が震えるんだけど…。


「ミゲルくん、登録は終わったけど、聞いてもいいかな?」

「なに?」


何って、神獣のことしかなくない!?


「どうやってこんなに神獣様と契約を?」


って、そんなすごく嫌そうな顔しなくても良くないかな?


無言のミゲルくんの代わりに、神獣様、本人?本獣?が、


「では、我から説明しよう」


そう言った。

そうだよね。

神獣様だもんね。

話すことくらい出来るよね。


「お願いします」


説明してもらえるなら、お願いしますよ。

もうね、意味がわからないんだよ。


ナインテイルクリムゾンフォックスのホムラ様が、うむと頷いて、


「我は、火の神アグニール様よりミゲルに贈られし神獣である」


はっ!?

火の神アグニール様から!?


そうしたら、他の神獣様たちがねぇ、自分もと同じように説明してくれた。


ちょっと待ってよ!?

更に意味がわからないんだけど!?


ミゲルくんはなんで、創造神様と4神様から、神獣様を贈られてるわけ?


えっ!?

護衛?

いやいや、そうじゃなくて!

なんで神様達が君に護衛を付けるの!?


さぁ?

さぁ?って、君もわかんないの!?

ウソでしょー!?


「ザランデュエルどうなってるのさ!」

「さぁ?俺にもよくわからん」


えぇ!?

父親なんでしょー!?


「私もわからないわよ?」


リデルまで?

母親なんだよね!?


はぁぁぁ、もうなんか疲れたよ僕。


「あっ、ミゲルくんにお願いがあったんだよ」

「なに?」


ミゲルくんにドブ掃除を頼みたいけど、1人に押し付けるのもおかしな話だよね?

アシーダはそれでやらかしちゃってるわけだしさ。


「魔法の得意な子を集めるから、ドブ掃除で使う魔法の使い方教えてあげてくれないかな?」


これならどうかな?


「それって、依頼?」

「そうだね、指名依頼になるかな?」


ちゃんと報酬出さないと、ね?


「報酬と拘束時間による」

「そこは、相談しよう?」

「わかった。王都だけでも臭くない方がいいよな」


そうだねぇ。

ここで覚えた魔法使いが、他でも広めてくれると、なおいいかな。



神獣様たちは、来た時と同じようにミゲルくんの影に入って帰っていったよ。


300年近く生きてるけど、驚くことってまだあるんだなぁ。

今日はそれをすごく実感したよ。


あっ、まだ午後から絶対やらなくちゃダメな仕事があるんだった。

疲れたから、明日とかでも良くない?

あぁそう。

ダメなのね…。

サクッと片付ければいいか。

お読みいただきありがとうございます!

もしよければ評価もおねがいしますm(_ _)m

トーヤのテンションがあがります(笑)


感想、誤字脱字報告もありがとうございます。


引き続き他の作品共々よろしくお願いします!


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