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ガチゴミスキルで追放された俺、実は最強で異世界を無双する  作者: 木挽
【第2部】さらなる冒険へ

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第60話 封じられた道、現れる白い影

レオンは黒い幕へと足を踏み入れた。


膜のような抵抗を感じながらも、身体はすり抜けるように中へ入る。


だが――


振り返って入口に触れた瞬間、指先が弾かれた。

「……入ることはできるが、出ることはできないのか」

状況を悟ったレオンは、迷いなく自分に複数の強化魔法を重ねがけした。


「加速――」


次の瞬間、彼の姿は残像だけを残して消えた。

凄まじい速度で、闇の通路を駆け抜けていく。



―― 黒薔薇の翼


マコトは走りながら前方を指差した。

「突き当たりが見えましたね……」


ボス部屋前には、すでに三十人ほどの冒険者が集まっていた。


ほとんどのパーティが幕の中へ消え、

残っているのは様子を伺う者たちだけだ。


カリナは険しい目で前方を見据える。

「……ほとんどボス部屋に入ったか。

様子を見てるのもいるみたいだな」


その時――

ルナの声が鋭く響いた。

『二人とも! 何か来てる!』


足元に光が走る。


《聖封縛陣》


カリナの足元に“封”の文字が刻まれた。

「なにぃ!」


光の鎖が空間から生え、

カリナの四肢を一瞬で絡め取った。


「ぐぁぁぁぁぁ!!」


マコトは即座に叫ぶ。

「くそ! リデジューストレージ!

カリナさん収納!」


しかし――

カリナの身体は微動だにしない。


ルナが低く告げる。

『ダメよ……ただの結界じゃない。

“聖なる拘束+魔力封印+精神抑制”の三重構造……

ここまで強度が高いと、ストレージは発動しないわ』


マコトは歯を食いしばった。

「誰だ!!」



―― 白い影


黒い幕の奥から、二つの影が歩み出た。


マリオ――

そして背に六芒星の光陣を背負ったタケシ。


マリオは両手に大剣を構え、静かに言った。

「……我々だよ……」


マコトは双剣を抜き放つ。

「――漆黒の爪!!」


タケシが素早く印を組む。

二人の間に“防”の文字が浮かび上がった。


黒い斬撃が結界に叩きつけられ、

光と闇が激しくぶつかり合う。


マリオは勝利を確信したように笑った。

「無駄だ……」


だが――


“防”の文字が砕け散った。


マリオの目が見開かれる。

「相殺……だと……?

ばかな……」


マコトの瞳が鋭く光る。


「ルシファー! 出す!」


光が弾け、ルシファーが姿を現した。


その顔は怒りで歪んでいた。

「マコト!!

今すぐコイツら――殺しましょう!!」



【作者からのお願い】いつも読んでいただきありがとうございます!ここまで続けられたのは、読んでくださる皆様のおかげです。もし「続きが気になる!」「面白い!」と少しでも思っていただけたら、ページの一番下にある【☆☆☆☆☆】を【★★★★★】にして評価していただけると、執筆の大きな励みになります!ほんの数秒で済みますので、ぜひ応援をよろしくお願いいたします!

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