第5章:卒業アルバムについて : :また体調と気分がいいときに書きます。
以前のいくつかのエッセイにて、
・「高校の卒業アルバムは、ムカついて捨てた。」
・「ただ捨てるんじゃなくって、集合写真のクラスメートの、ぼく以外の全員の顔を黒マジックで塗りつぶした。」
・「そのあと、カッターでアルバムをズタズタに切り刻んだあげく・・・しょんべんをかけて、ボットン便所に投げ込んだ。」
と書いたことがある。
でもあれは・・・
「真実」ではなかった。
完全なる「フィクション」「ホラ」「ふかし」であった。
良くない思い出に対する冒涜であった。
実際ぼくは・・・
いまも大切にアルバムを保管している。
なつかしい目で、
当時の校舎を写した写真や、
各クラスの集合写真や行事・イベントの写真を眺め、ためいきをついている。
もしかしたら、
このエッセイをお読みいただいている読者の中には、
そうした「元・学友」がいらっしゃるかもしれぬ。
もし、お読みくださっているならば、
ぼくは、こう言いたい。
「みんな、元気かい・・・?」
「アルバムは綺麗な状態で残っている。マジックで落書きなんかしてないし、カッターで切り刻んでもいない。
・・・ましてや捨ててなんかいないから、安心しておくれ。」
「キミたちや先生方に、もう『うらみ』『つらみ』はないよ。」
「イヤな思い出だって、ぼくにとっては『たからものの一部』ではあるのさ・・・。」
「このあと、いろいろ思い出しながら書いていくから、楽しく読んでみておくれよ。」




