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ドリームブレーカーとヤギどらごん  作者: ヤギどらごん応援隊員
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68話 シマリョウコとヤギどらごん

よろしくお願いいたします。



「五年二組のみなさん、おはようございます。担任のシマリョウコです。1年間よろしくお願いします」



「この1年でみなさんにはヤギどらごんのお世話をしてもらいます。後ろの棚を見てください。水槽の中にヤギどらごんが2匹いるので日直2人でお世話をしてください」



「日直は朝の会までに固く絞ったタオルでヤギどらごんの体を綺麗に拭き上げてください。昼は机の上に乗せて一緒にお昼ご飯を食べましょう。昼休みは水槽の掃除です。昼休み時間はその後です。帰りの会の後にはヤギどらごんにさようならしてから帰りましょう。金曜日、祝日前の日直は必ずヤギどらごんと家に帰りましょう。休日にヤギどらごんのお世話をして登校の日に次の日直へ当番が変わります」



「これは命の授業です。1年後のみなさんの成長が先生は今からとても楽しみです」


振り向いた先、

ランドセルを仕舞う棚の上には水槽があった。

その水槽の中にはぬいぐるみが2つ入っていた。



 2か月後、

シマ先生は僕たちの前から消えた。

シマ先生がコウスケ君の顔面をひっぱたいて問題になったからだ。


先生は「これは本物じゃない」と言っていた。


その日、休日明けの日、コウスケ君は自宅にあったヤギどらごんぬいぐるみを間違えて持って来てしまったんだって。


その時の先生の表情が今でも忘れられない。


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