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ミモザとドラゴン

ミモザちゃん、きっと怖かっただろうな。

ミモザは10歳くらいの時、領地から戻る途中魔獣達の襲撃を受けたのだ。


護衛騎士達の多くが傷付き、両親はせめてミモザだけでも助けようと彼女を抱きしめて震えていた時、その巨体とは裏腹に音も無く舞い降りたドラゴンが魔獣達をあっという間に駆逐した。


その時、ミモザは母親の腕の中から見たドラゴンの優しい目に心を動かされたが、礼を言う間もなくドラゴンは飛び去ってしまったのだ。


「誰に言っても信じてはもらえませんでした。ですが、わたくしはあの日のドラゴンを思い出すたび助けてもらったお礼を如何しても伝えたかった」


だからドラゴンの事を知るサンキライからアリッサの話を聞き、無理を承知で願った。


悲しげな顔をして項垂れていたが、顔を上げたミモザはほんのり頬を染め恥じらいながら


「エリンジウム殿下にお聞かせする様なことでは無いのに、申し訳ありません」


と、謝罪をする。

あれ程気丈な事を言っていた彼女の恥じらう姿はエリンジウムの心にすんなりと馴染む。


「いや、我儘では無く、魔獣にさえ礼を尽くそうとする貴女の姿は、好ましいですよ」


あまり話した事がないミモザとエリンジウムだが、柔らかなミモザの笑顔に癒されたのか、話が弾み訓練下見のはずなのに和やかな雰囲気になっていた。


だが、危険度が低くても魔獣達が跋扈するダンジョンが近い場所である。

和やかに話をしていたミモザが悲鳴を上げた。

今日も無事更新出来ました。

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