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選択された奴隷達 メッセージ




俺は、今、知り合いの車に乗せてもらい、帰路を進んでいた。


もちろん、俺が運転してるわけじゃない


非常に情けない話だが、免許なんてものはもっちゃいないからだ


空は白く曇っていて、妙に白く明るい


所々に影ができていたが


雨の予兆だろうか


こう言う天気は案外好きだ


車内はやけに静かで、どこかどんよりした空気だ。


当然だろう、俺の家族が亡くなったのだから。


知り合いとは俺の家族とよくつるんでいた仲で


幼い頃からの顔見知りだった


静かに気遣ってくれているようだ


家族愛に厳しい人で、俺にとっても父のような人だ。


だからこそ俺は、最善の注意を払いながら、円満に収めるように、演技をしている



最低だよな、わかっているよ



でも、俺はこの人と縁を切りたくはないんだ。


俺にはもう彼しかいないからだ


足元を見つめたりして、悟られないように、彼の様子を確認していた。


バックミラーに映る顔は俺と目は合っていなかった


ちょっとした安堵感を感じながらも、背徳感のようなものを感じる、だが、それさえも、俺は嫌いだ。



どうでもいいさ


ガタンと車全体が揺れ、もう実家に着いたのだと分かった。



「はぁ」


車の心地よさがもう終わると思うと少し気がだるい。ため息をつき、彼の様子を横目で伺う。




「大丈夫か…?」


車から降りると、彼も車から降り、そう語りかけてきた。


「……」



「そうか…そうだよな…今は休め、家族と居たこの家でな」


俺は無言で玄関へと向かう


二階建ての家で少し明るいオレンジ色の塗装が全体にしてある。



周りが森とは言わずとも、木に少し囲まれていた。


雰囲気は良い家だ、点灯もオレンジ色で温かみのある、お出迎えを夜はしてくれた。



「もういないんだよな」



そう思うと来るものがあるが、それも俺には意味がないようだ。


そんな感情も途端にどこかへ行き、別の感情へと消えていく。



「それより疲れたな、ドッと疲れたよ。」


「……」


俺は今日全て失くしたんだな



「とりあえず入ろうか…」


歩き始めると、途端に風が吹き髪を撫でて体全体に染み渡っていった。


涼しくて寂しい、不思議な感覚だった。


部屋の中に入り、俺は一直線にソファに目掛けて全体重を乗せた。



沈み包まれていくなんともいえない心地よさ、このまま眠りそうになる


眠っても良いか、今日は特に色々な事がありすぎたんだ。



「ふぅ」


ん?





なんだあれ?



親父のディスクにパソコンが開きっぱなしで、電源がついていた。

画面はなぜか開かれており、文字が書いてあった



蒔いた種は刈り取らねばならない と書いてある


親父ってこんな趣味あったのか、てっきり、酒かタバコか、色んな性癖のそう言う動画が全てだと思っていた、親父ってのは奥が深い。




にしてもこの背景の樹ってなんだろうな、白い光を放っているように見えるが、そんな樹が存在するのか。



「まあ、綺麗なことは間違い無いが、絵画ってやつかね… まぁいいや」


「ん?」



背景の画面によく目を凝らすとうっすらと何かが見える



どうやら文字のようだ。


このメッセージが 見えている もの達へ



先に 謝っておく 申し訳ない



しかし そう 時間が あるわけでもない



説明している時間はないのだ。一刻も早く来てくれ



この座標に…



君は偶然目にしたわけではない、全ては必然だ。



私はここで待つ どうか 頼む



事の事情はそこで話そう。


ふーん 雰囲気のある詩のようなものなのか


なんだか意味がありそうではあるな


他には何かないのか


少し視界を巡らしてみると


光る樹の下に何か書いてあった。


〔世界樹〕力を司る樹である それを写真に収めたものだ。


へぇ、世界樹っていうんだな


しばらくパソコンをいじっていたが、それ以外変わったところはなかった


変わったところといえば、その画面を消してしまい、戻し方が分からなくなったってところぐらいか


ったく、戻し方くらい書いてどっか貼っとけよ


親父もどこか抜けてんだな



おっとそういえばだ


俺が目を向けた先につけっぱなしの小さいテレビがデスクに乗っていた。


思い出したよ、そういやあったな


まるで見ろと言われてるような、偶然の連続。


全て親父のデスクの上で起きてる事だ。



親父…何か伝えたかったのか


まさかな


テレビに上映されているのは、カメラで映した星空の早送り映像、よくあるやつだ


そこにもやはり、薄く何かが描かれていた


地図に手書きで◯と記されており


文字でCome hereと記載されていた。


中途半端な1話になってしまいまして申し訳ありません



今私は執筆しながら、構成を考えていまして。


もしかしたら、1話の文が追加されたりするかもしれません…


ある程度構成は考えていますが、執筆活動自体が初心者で、まだまだ、荒い部分が多く、今も試行錯誤途中です…すいません



優しい目で読んであげてくださいねぇ…


無駄話をしてすいません…


今日もお疲れ様です。


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