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世界が滅びかけたので竜は旅に出る  作者: 火川蓮
第七章

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chapter48 読めぬ意図

side:迷宮の管理者


妙な位置に水を放っている。天井へ向けて撃つなど、意図が読めない。


狙いを外したのか、それとも判断を誤ったか。いずれにせよ、有効打にはなり得ない行動だ。


鱗粉はすでに空間全体へと広がっている。あの程度の処置で状況を覆せるはずがない。


むしろ無駄に魔力を消費し、己の首を絞めているに等しい。視界も呼吸も乱れている中で、冷静さを欠いたか。


あるいは、限界が近いのかもしれない。


どちらでも構わない。結果は変わらない。


このまま消耗させ、確実に仕留める。それで十分だ。

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