前へ目次 次へ 87/95 第87話お嬢様の婚約者が変わっても 「いや笑ってる場合じゃないですって。まあお嬢様がいいなら別に婚約者が変わってもいいですが」 シンは微妙な顔になった。 「ちょっと、シンくんそれはないよ!」 思わずツーナロは声を荒げる。 (まさか執事くんがそんなこと言うなんて・・・) かなりツーナロは困惑した。 「いえまあ。家が決めたことと言っても結局お嬢様が嫌なら意味ありませんし」 シンは唸りながら言う。 「そうだけど。ミトリアさんてそんなに僕のこといや?」 ツーナロは口をゆがめた。