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おまけ おっさん、文明崩壊後の世界を立て直す

 今回のお題は文明崩壊後の世界。

 現代日本が滅びたらこうなるかと思うような風景。

 ボロボロのビル群。

 車の残骸。

 草の生えた道路。


 人間はほとんどいない。

 いるのは、狼型とカラスみたいなモンスターだけ。


 この世界の復興の切っ掛けを作れか。

 まずは人間を探そう。

 煙が上がっているのを確認。


 飯の支度にしては煙の量が多い。

 行ってみたら、略奪の痕だった。


 人間の死骸が多数。

 腕に身に着けてるスカーフの色が2種類ある。

 赤と黄色だ。

 同じ集団に2部隊いたと考えるより、色で敵味方を識別してると思った方がしっくりくる。


 傷口は銃痕に似てる。

 火薬の匂いはしない。

 この世界は魔法文明と聞いている。

 恐らく魔力で飛ばす魔法銃なのだろう。


 文明は維持されているのかな。

 と思ったら、斧による傷もかなりある。


 銃はもはや作れないのかな。

 ロストテクノロジーという奴だ。

 法律なんてない世界のようだ。

 漫画とかアニメであったモヒカンみたいな奴らがバギーに乗って、ヒャッハーというような世界なのだろう。


 このままだと人間が滅びてしまうのか。

 しぶとく生き残るような気もするが。


 そうか、魔法銃がなくなったら、モンスターに勝てないのか。

 作れないなら、そうなる可能性はあるな。


 この世界の問題点の解決としては、魔法銃による人間に対しての暴力をやめさせる、モンスターに対抗する手段を作る。

 ただ、このふたつは矛盾するんだよな。

 強力な武器があると無駄な血が流れる。


 ただ、統一に動く奴が出て来て、天下を取るかも知れん。

 持続可能な強力な武器を与えれば解決だが、血が流れるのがな。

 人間には効かないという武器が必要か。

 ダンジョンでスキルオーブを与えて、その攻撃スキルが人間には使えないとの枷を付ける手かな。

 穴がないか妻達に訊いてみよう。


助手(アシスタント)、来いアルマ、エリナ、モニカ」


「はいな。荒廃してるんやね。映画みたいやわ」

「来たわよ。ゾンビ物なら帰る」

「終末に忍び寄る闇、参上」


 状況を説明。


「地面を攻撃して余波の大爆発で、皆殺しとかあるんちゃう」

「目隠しして、攻撃とかできるかも」

「闇の気配を検知して、枷を掛けるのだ」


「人間に対する殺意で判別するのか。無垢な子供とかならと思うが、難しいだろうな」


 完全に無垢な子供なんていない。

 一度でも誰かに怪我を流させたら、次は殺してしまうかもという意識が芽生えるはずだ。

 暴発による事故は目をつぶろう。

 完璧な物などありえない。


 神が完璧なら、この世界がこんな状況になってない。

 ダンジョンのザコ敵のドロップ品は食料にしよう。

 どうせ、食料不足だ。

 世紀末世界でのんびり畑をやっている奴なんていないだろう。


 魔石が問題だな。

 本とか発掘されて、攻撃魔道具を作られると、魔法銃をばら撒いているのと変わりない。

 法とかあってモラルがあると良いのだが。


 警官モンスターを作るか。

 悪人を食っちゃうモンスター。


 ダンジョンモンスターとして数を増やし、定期的にスタンピードを起こしダンジョンの外に放出すれば良いな。

 警官モンスターはダンジョンの中でも、悪人以外襲わない。

 ダンジョンの中に悪事も減るし良いかもな。


 こんなところでどうだろか。

 一ヶ月ぐらい見てみるか。


 予想外の出来事が起こった。

 悪人が多過ぎたんだ。

 警官モンスターが大繁殖。

 人口はみるみる減った。


 血を流すのをやめたかったんだけどな。

 大失敗だ。


 善人には生きやすい世界になったが、善人の数が驚くほど少ない。

 ダンジョンでドロップするスキルオーブに、マッチングというのを追加。

 あと精力回復。

 マッチングは、結婚相手が見つかるというもの。


 効果は出た。

 ベビーラッシュが起こる。

 ザコ敵を狩っていれば、食料の心配がないからな。


 魔石を利用する技術はまだ復活してないので、魔石で物を買える自販機を設置。

 警官モンスターはすでにお役御免なんだけど、駆除がめんどくさい。


 このままだと悪人が生きられないデストピアみたいになってしまう。

 悪も文明の発展には必要だろうな。


 俺に責任を持ってどうにかしろと言うのは、勘弁してほしいが、やらないとな。

 ダンジョンの外に出た警官モンスターは、繁殖しないようにする。

 この処置は簡単だ。

 メスを産まないという遺伝子の個体を放てば、解決。

 産まれたオスにも遺伝するからな。


 警官モンスターの数も増えすぎないし、これで良いだろう。

 少し、失敗したが、及第点だと思う。


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