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青い青い空を飛ぶ。
広がる景色を楽しみながら、飛ぶ。
途中見かけたオークの群れをドラゴンブレスで焼き尽くして、食事にする。
うまかった。ドラゴンの姿で食べてるから周りから見たらめっちゃ捕食してる感じだよ←
なんかドラゴンになってから魔獣とかの焼いた肉見るとなんでも美味しそうに見えてくるんだよね。どんなに見た目がアレでも。
一休みしたから、また飛ぶ。
ちょいちょいある湖が、光が反射して綺麗。
お、魚泳いでる。大きくなれよ。
なんか冒険してるって感じ。
おっ何だあの木。
『あれはラミアの木です。人間には猛毒ですが、魔獣にとっては極上のデザートです。ちなみに市場には出回っていません。昔、とある村で食され、村が壊滅しました』
え、こわw
ふむ、ドラゴンは食べても大丈夫なのか?
『問題ありません』
よし、取ろう!
俺は木の元へ降り立ち、器用に爪で実を落とす。
人型で食べるとやばいのかな?とりあえずこの姿で食べてみよう。
こ、これは…………噛んだ瞬間に広がる甘み………風味豊かで、香りもいい。
うん、うまい!
試しに人型になって、食べてみる。
…………うまい。問題なかった。
『アナタは人型になってもドラゴンには変わりないので問題ありません』
ですよね。
とりあえず20個くらいアイテムボックスに入れた。
気を取り直して空を飛び直すと、鳥の群れを見かけたり、なんか、サイに羽生えたみたいな魔獣とか見た。
後で捕まえてみよう。今は進まなければ。
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今日はこの辺で休もうかな。
深い森を見つけたので、そこで休もうと思う。
結界を張って、翼をたたんで尾を丸めて寝そべる。
あぁ、俺、ドラゴンだな←
毎日が新しい発見で面白すぎる異世界生活。
明日は何か新しい事があるかな。
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次の日。
ラミアの実とかアイテムボックスに入れていたオークの焼き肉を食べて、湖で水浴びして日光浴をして、準備完了。
今日も俺は、空を飛ぶ←
イグニスの神殿が近付いて来ると、いつの間にか道が出来ている。
所々に小さな村があるようだ。
ちなみに俺今魔法で身を隠しています。なんか飛んでるの見られるのヤバいかなと思ってね←
だが今回は村はスルー。イグニス、イグニスの元へ行かなければ。
イグニスがどんな感じか知らないけどな。
『……炎竜王イグニス。火属性竜族の王で、好戦的で脳筋な所があります。ですが仲間想いで、竜族を傷付けるモノには容赦しません』
おお、ありがとうアイちゃん。
………好戦的で脳筋ってなんか、ね←
でも仲間想いはいいことだね。
どんなやつか楽しみだな。
俺は神殿に向かって速度上げた。
なんか、遠目に真っ赤な建物が見える。
まさか、アレ、か?
コレだった。
なんだこの真っ赤なパルテ○ン神殿みたいなやつ。
なんか目に痛いくらい真っ赤だよこれ。
しかもなんか賑わってる。
『神殿を観光地として活用しているみたいですね』
あぁ、人来そうだよな。
「俺が炎竜王を目覚めさせてやるよ!ガハハハ!」
「さすがです親分!」
…………あぁ、コレがアイちゃんが言ってた残念な奴らか………まぁ頑張れや←
可哀想な奴らを放置して、何やらいい匂いのする屋台に近付く。
「おやにーちゃん初めて見る顔だな」
「先程着いたんですよ」
「じゃあこれ食ってけ!ここの名物オークの串焼き炎竜王バージョンだ!」
そう言って差し出されたのは、真っ赤な串だった。
真っ赤だ。
「あ、ありがとうございます」
お金を払って口に含む。
見た目はすごく、赤いのに、そこまで辛くない。味のついたオークの肉が、更に美味しく感じる。これはいいスパイスだ。オークの味を引き立てている。
「美味しいです、すごく」
「だろ?真っ赤なのにそこまで辛くないだろ?大人にも子供にも人気なんだぜ!」
俺前世は辛いもの大好きだったからこのくらいの辛さは全然問題ない。
てかうまいこれやばい。
「20本ください」
「お、にーちゃんよく食うな、ほら、持っていけ、銀貨5枚だ」
え、安いね。
20本で五千円。この世界じゃ安い方だ。
とりあえず一泊して、明日イグニスの神殿に乗り込もう。
串焼きを食べながら、宿を探しに行くヴァイスを、一人の視線が追っていた。




