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転生竜は冒険する  作者: 睦月
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いつの間にか1万PVと評価100ポイントを超えてました!ありがとうございます!これからもよろしくお願いします!

と、いうか今更なのですが。

オークとゴブリン50体って多すぎない?

集落とか見つけないと討伐できないような…


えぇ………アイちゃん、なんか魔獣ホイホイみたいなのって無い?


『………ないことはないですが』

「え、ほんと?」

『誘引、というスキルは存在します。ですがアナタの場合は、街から離れた状態で竜の姿に戻って飛び回れば、集落なり集団なり見つけられると思いますよ』


ほほう…………あ、その手があったな。よし、近くの森で戻ろう。


ヴァイスは、森で竜の姿に戻った。陽の光を反射して煌めく鱗は、やはり神聖な雰囲気を感じさせる。


「んじゃ飛ぼう。あれ、飛べるんだっけ?俺」


今更だが、空を飛んだことはない気がする。あれ?

でも翼あるからきっと飛べるよね!


とりあえず翼を動かすイメージを………おお、動いた。

翼を羽ばたかせると、身体が次第に浮いていく。


おおおおおおおおおおお!飛んでる!


空中から見る景色は、綺麗だった。

前世では飛行機とかでしか感じられなかった、この視界。

風を切って飛ぶのが、気持ちいい。

太陽の光を反射して煌めく湖。

見渡す限り森と平原しかないが、これはこれで、壮大で美しいと思う。


「さて、オークとゴブリンを探すか」


翼を大きく羽ばたかせて、俺は更に加速した。



ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



速く飛びすぎて若干気持ち悪いヴァイスです。

前世では乗り物とか酔いやすい体質だったんだよね。

ちょっとやばい。


ちなみに今、ゴブリンの集落を見つけました。

竜の姿じゃ目立つので人型に戻ってます。

討伐証明として耳を狩らんといけないので、

ブレスで丸焼きは諦めました。


夜天光を握りながら、気配を消して近付いて行く。

そして、ゴブリンが視界に入った瞬間に地面を蹴り、その首を撥ねる。

そうして俺に気付いたゴブリン共を、流星(シューティングスター)で貫いていく。


迫り来るゴブリンを夜天光で薙ぎ払いながら、集落の中心へと近付く。

戦闘初心者だった俺でも、振り回せば倒せる。夜天光がすごいから←

でも俺は結構戦えると思う。

なぜなら、俺のイメージをアイちゃんが身体に伝えてくれるから。

俺は、イメージ通りの動きを自分の身体で行う事が出来る。


だから、半分くらいは、俺がコントローラを握って動かしている、みたいな感覚があるが、斬った感覚とか血の匂いとかは感じるから、少し違和感がある。


本当にアイちゃん様様だよ。

「全知」だから、全てを知っているアイちゃん。なんか今は自我が芽生えているらしい。

(自分で言ってた)


今度フェル様に相談してみよう。



集落の中心に近付くと、そこには他のゴブリンよりも一回りほど大きなゴブリンが立っていた。


「侵入者ヲ殺セ!」


ソイツが叫ぶと、残りのゴブリンが特攻してくる。

そいつらを斬り払いながら、奴がこの集落の王なのか、と考える。


『ゴブリンキングです』



種族 ゴブリン(キング)

Lv.35

HP 850

MP 100

攻撃 400

防御 125

魔攻 100

魔防 100


スキル 棍棒術Lv.4 統制Lv.3 覇気Lv.2



アイちゃんが出してくれたステータスを眺める。

ふむ、攻撃特化型だが、敵ではないな。


午後からは、ギルドマスターとの魔法講座が、あるから、早めに帰らないと。


「妖星」


夜天光が光輝き、それを掲げて振り下ろす。


それは、容赦なくゴブリンキングの心臓の辺りを貫いた。

一撃必殺なのかなこれ。


絶命したゴブリンキングを見て慄くゴブリン達を横目に、俺は近くにいたゴブリン達から手にかける。

近づいて、斬って、魔法を放つ。

俺は斬りかかりながらも魔法を撃てるから、後ろに向かって魔法を放つ。

数撃てば当たるはず←



ゴブリンの気配が消えたのを確認し、夜天光を水と光魔法で清める。


(採取めんどくさいなぁこれ)


50個も耳取らないといけないのか……




結論。

30分かかったよ。



休憩を入れて、後20匹のオークを探しに行く。



この後も、竜の姿で飛び回り、見つけたオークを片っ端から流星で貫いていく。そして採取。


それを繰り返すと、お昼頃に集め終わった。


街に戻ろう。




ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー



ギルドに入って、受付嬢にクエストの紙と耳の入った袋を渡す。

「え、もう討伐し終えたのですか!?」

「はい、少し時間が掛かりましたが、討伐して来ましたよ」

「………信じられない、ゴブリンとオーク50体を3時間で討伐出来るなんて……」


その受付嬢の言葉でまた周りがザワッとした。


「おいおい偶然集団とか居ても狩り足らねえじゃねえか………一体どうやって」

「しかもあいつ一人だろ!?」



…………まさかギルドマスターの無茶振りとかじゃないよな?


「失礼致しました。確かに確認致しました。こちら、金貨10枚となります」

受付嬢が差し出す小袋を受け取り、アイテムボックスへと入れる。


「ギルドマスターからお話があるそうです」


おう、俺もちょっとクエストの事で聞きたいことと言いたいことがあるわ。



俺は受付嬢にお礼を言ってから、ギルドマスターの元へと向かった。

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