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二人の温度で  作者: つき
2/11

2 憧れと居場所

学校が終わり、るなと私と初めての部活に行く

緊張しながらも、着替えてサポーターを着ける

私は、中学もバレー部だったけど、るなはバスケ部だったので初心者だ

部活の先輩は優しくて、3年生のマネージャーの先輩がかわいい!

いろんなことを教えてもらって、へとへとになった

帰りはもう、7時を回っている

帰るの何時になるのかな、とぼーっと考えてたら、れんが一緒に帰ろうと誘ってくれた

るなは、ことみちゃんと喋っていて楽しそう

るなが一人じゃないことを確認して、いいよ!と返事をした

れんは、経験者ですっごくイケメンなかっこいい女の子

一目みたとき仲良くなりたい!と思った


近々、大会があるみたいで人数が少なかったため、私もれんも試合に出ることになった

最初からユニフォームがもらえて嬉しかったし、試合にも出れるんだ!ブランクでなにもできないけど

れんと先輩と出た試合は負けたけど、楽しかった


れんとバレーの話をするのが楽しい

今まであってきた人たち価値観が違って面白い


でも、不思議と落ち着かない

何を返せばいいのかわからなくなる事が多かった


楽しいはずなのに少しだけ疲れる


それに

れんの特別になれない気がした

れんにはたくさんの友達がいて、まぶしすぎた

れんの隣は楽しくて憧れだけど、少しだけ背伸びしてるみたいだった


でも、そんな中、れんとことみちゃんが兼部している軽音楽部での活動が忙しくなり、部活を休むことが多くなった


相方がいない私とるな

部活がない日は決まって一緒に帰ってるので、何も言わなくても一緒に帰る流れになった。

他愛のない、クラスでの話、部活の話

るなはバレーがうまくなっていくのが楽しいみたい

うれしくなる、いつか、るなとも一緒に試合に出たいな

今日の歴史の先生が「えー」って何回言ったのか数えてたとか

そんなくだらないけど、落ち着く会話が私は好き

無言のとき、ほんとは気まずくなるはずなのに

それすら心地よく感じて不思議


れんといるときみたいに言葉を選ばなくていい

ただ、隣を歩いているだけで受け入れてもらえてる気がした


るなといるときだけ、本当の私でいれる気がした

ああ、ここが私の居場所だ

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