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イノウモノガタリ  作者: A.S
二年生編
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75/91

で、でたぁぁ

おはよう。こんにちは。こんばんわ。

もしくは、good morning, hellow, good evening

この言葉をシャッフルして、人がしゃべった時には世界が終わると思う。

ただ、この状況よりかは幾分マシである。

そう僕は......

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

遡ること、数分前。

「Taro Yamadaって、英語テストの時に問題用紙に書くんだけどさぁ、

 "誰だ、先に例文を問題用紙に書いたのは"って言われて、いや自分の名前って言ったら...

 はっは!なんて言ったと思うソイツ。...なんかすまんなって言われたんだぜ」

と悲しき昔話を、クラスメイトに話すが。

山田太郎......圧倒的無視っといかにも賭博をしてそうなアニメのナレーションが入ったような気分になる。

っく...くそぉ。出来る事なら、明護要...早く帰ってきてくれ。


ガラガラと扉の音が鳴る。

「さぁ、授業を始めるよ。席についてね。」と明るい声が教室に響く。

無理に明るくしてるようにも聞こえなくもないが...

「き、来た。明護要だぁぁ」とこの地獄のような雰囲気から救われると思った矢先、

「いや、僕は音野楽だけど...」という答えを押し付けられる。

(あれ、僕また人の名前を間違える(なにか)やっちゃいましたか?)と静かに心の中で呟くのであった。

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