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イノウモノガタリ  作者: A.S
一年生編
55/73

A.明護要の場合

「どうした?本気でやれよ明護」(俺が空飛べないこと知ってるくせに)と心の中で呟く。

(にしてもおかしい...さっきから変に移動している。)

「わかるか、空を飛べないお前は”絶望”の二文字しかないんだよ」

 「ごちゃごちゃうるせぇ」片桐に殴りかかる。

「異能力”星”牡羊座」が、その拳は届かずそして体が不意に重くなる。

(異能の開示か...それも一つは開示し、一つは隠している。)

(異能力”風小刃(ふうこば)”)不可視の刃を作り出す。

さっきまでいた片桐がいなくなっている。

(!!!どこ行った)後ろから衝撃を受けつける。

「ぐっあ゛」床にたたきつけられる。

「戦いが中途半端...戦う理由なんかねぇやつに俺が負ける理由(わけ)なんてないだろう」片桐が言う。

(何で戦ってるからか...別に戦いが楽しいからって戦ってるわけじゃないし、

 それに戦っていたいわけでもない。 生きているんなら、その代価をしはらなければいけないと思う。

 その点俺は人を助けることも楽しませることもできない。だから、命懸けで戦う。

 いやそんなありふれた言葉じゃダメだな。人を護る)

「戦う理由か...命を紡ぐためだ。そんだけだ。...異能力"暴風(Tempest)"」

「異能の開示か...空を飛ぶ時の風を操るってことか」

無差別発風(むさべつはっふう)"竜巻(たつまき)"」

 拳により密度がたかく、破壊力が強い風を纏わせる。

 そして俺は、神風で一気に距離を詰める。「じゃあなSランク」

「ひ...ひつ」言い終える前に腹を抉るように殴る。

 何とか殴る直前に解除はできたみたいだな。

〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜〜

戦闘が終わり、音野先生が「お疲れ様」と言ってくる。

「何で模擬戦なんかやるんですか」と俺が聞くと少しの沈黙の後に

「.......なんだよ」と衝撃の一言を告げられる。

to be continued

次回「A.大井照の場合」


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― 新着の感想 ―
じらすところが上手すぎます。続きが気になる~~
衝撃のひとことが気になりますねー
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