36 動物霊の話
職場にもう1人気になっている人がいる。
最初は気付かなかったのだがこの人、動物霊が憑いてると思う。
『リーリンの花のように』の中でもふれているのだが、稀に動物霊に憑かれている人がいるのだ。
話には聞いていたが本当に存在して、尚且つ自分が遭遇するとは夢にも思わなかった。ちょっと考えてみればよく特徴が出ているのに今頃気が付いた。
動物霊とは本当の動物が霊として憑いている訳ではない。
成仏できなかった人の霊なのだ。死んだ後に自分が死んだ事を自覚できずに彷徨っている霊、浮遊霊というのだがその浮遊霊が動物の形を取っているのが動物霊と言われている。
彷徨った挙句に生きている人に憑いて悪い運を運んでくる存在だ。
性格によって4タイプある。1つが蛇憑き、1つが狐憑き、1つが犬憑き、そして狸憑きだ。
特徴としては蛇のように執念深いのを蛇憑きと言う。暗くて何年も前の事をネチネチしつこく覚えているような人の事だ。
狐は小賢しくて異常に綺麗好き。
犬は暴力的で本能に忠実。禁忌とされている事でも平気で犯す。
狸は人の腹ばっかり探って噂好き。そして下品。
そういう人には絶対に近づいてはいけない。一緒に居ると自分の運まで悪くなるからだ。
だがしかし、同じ職場にいるのだ。逃げられないよなー。
気付く事になった切っ掛けはタロット占いだ。近くにエネルギー泥棒がいるから気を付けろとの警告が出されていた。
そんな人いたかな?と接触している人達を思い浮かべてみた結果、見つけた。この人の事だろうと。
近づかない以外の対処法が分からない。
関わる限りずっとエネルギーを取られ続けるのだろうか?エネルギーって言うのは生命力みたいなものだと思っている。それを取られると言う事は、場合によっては体調を崩す事にもなりかねない。もしくは何もやる気が出ないとか?
人の霊、浮遊霊に憑かれた場合には浄化の塩が有効だが、動物霊も塩で良いんだろうか?
浄化の塩とは天然塩か粗塩を摂取すればいいだけだ。ただし、水分を一緒に取ってはいけない。だから例えば、1時間と時間を決めて水分を取らなくてもいい量の塩をそのまま舐めるのだ。それを何日か続ければ次第に霊が離れていくという。しょっぱいと感じたら無理せず水分を取り、塩の量を加減してまた摂取すればいい。
症状が酷い場合には唾が噴き出したりするようだが、それも続けていくうちに治まっていくと聞いている。
もしやこの人をどうにかしろって事じゃないよね?心の変化を体感するだけじゃなく、この人を助けろとかそういう事だったり?
助けろと言われても本人に自覚は無いだろうし、話した所で信じてもらえるとは思えない。
これに関しては考え過ぎだろう。たぶん。
もっと詳しく知りたい方は『リーリンの花のように』の419~421話をお読みください。
お読みいただきありがとうございました。




