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変な隣人
その夜、凛花は仕事のストレスで酒を飲んでいた。
ベランダに出ると、隣に男がいた。
缶を開ける音が夜に響く。
「ねぇ」
凛花が酔っているのもあるがつい話しかけてしまう
「仕事するのに時間足りんのよなぁ、ほんま」
ステフは煙草を吸いながら言った。
「なら、不老不死になればいい」
「は?」
凛花は笑う。
「酔ってると思って適当言っとるやろ」
ステフは静かだった。
「俺はそうだ」
凛花は一瞬だけ黙る。
そしてすぐ笑い飛ばした。
「はいはい、設定入ってきた」
お隣さんはノリが良いだけなのか、変なのか分からないがその夜は、それで終わった。




