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希望の光  作者: Excolatl
14/14

第14章:新しい友人?

皆さん、こんにちは!今週も良い一週間を過ごせていたら嬉しいです!


ジョジョのステージ2がついに終了しましたね!個人的にもかなり楽しみにしていたので、とても嬉しいです。それだけでなく、今日は『ブラッククローバー』の新エピソードも公開され、さらに『東京リベンジャーズ』や『薬屋のひとりごと』も楽しめたおかげで、週末がいつも以上に充実しています!


さて、『希望の光』についてですが、皆さんに伝えるべきか少し迷っていました。でも、重要なことだと思ったのでお知らせします。


『希望の光』のアウトポスト編は、残すところあと7章で完結します!


これは作品にとって初めての大きな節目になります。そこで、どうやってお祝いするか考えているところです。


今のところ、新章の最初に3章を一挙公開し、その後の2週間の休載期間中にティザーとなる短編を公開することを考えています。皆さんの意見もぜひ聞かせてください!


それでは、新しい章を楽しんでください!そして、アウトポスト編の最後まで一緒に歩んでくれたら嬉しいです!

キトの手を取り巻く奇妙な深紅のエネルギーに、ライゾの思考は遮られた。突然、倒れた警備兵たちの血が宙へと浮かび上がり、鋭い棘へと変化すると、迫り来る警備兵たちを次々と襲った。

一人の警備兵がキトに向かって突進し、拳を繰り出した。キトは深紅のエネルギーをナイフの形に変えて攻撃を防ぐと、警備兵を蹴り飛ばした。さらに二度攻撃を加え、相手を地面に倒した。ナイフは瞬時に鞭へと姿を変え、キトはそのまま駆け出すと、別の警備兵にドロップキックを放った。

ライゾも戦闘に加わった。警備兵たちの注意が逸れている隙に、一人の顎の下へ拳を叩き込み、気絶させた。別の警備兵が持つ槍をつかみ、その腹部に拳を叩き込む。続いて三人目の攻撃を身をかがめてかわし、足払いで相手を転倒させた。

ライゾは顔を上げた。深紅の鞭が蛇のように空中をうねり、一振りで複数の警備兵を次々と倒していく。炎を操る警備兵だけはそれをかろうじて避け、キトに向かって火球を放ち続けていた。

キトは何度か攻撃をかわしたが、ついに一発が直撃した。

しかし、なぜかキトは攻撃をやめた。代わりにライゾのほうを振り向き、笑みを浮かべた。

どうして俺にはそれが分かるんだ? どうしてあいつの動きが読める?

キトが突然身をかがめた。

ライゾはすぐに意図を理解した。勢いよく駆け出し、キトの背中を足場にして跳び上がった。拳にマキを集中させ、空中へと飛び出す。炎を操る警備兵が反応するよりも早く、ライゾは全力で両拳を叩き込んだ。

その衝撃で、警備兵は床へと吹き飛ばされた。

ライゾはその隣に着地した。

キトは大声で笑い始めた。

「すげえ! 本当に読めたなんて信じられねえ!」

キトは駆け寄ってくると、ライゾを力いっぱい抱きしめた。その圧力で、ライゾの肺から空気が抜けそうになった。

こいつ、でかすぎるだろ。歯磨き粉みたいに絞り出されそうだ。

ようやくキトが腕を離した。ライゾは床に崩れ落ち、咳き込んでから喉を整えた。

「それで、キト……お前は反乱軍の一員なんだよな?」

「ああ、そうだ。ここに閉じ込められてたんだから、そう思うだろうな」とキトは答えた。

「なら、残りの囚人たちを解放するのを手伝ってくれ」

ライゾが背を向けたとき、キトが突然咳払いをした。

ライゾは振り返った。先ほどから頭を悩ませている考えが、まだ彼の心にまとわりついていた。暗闇を見つめていると、一瞬、何かが自分に忍び寄ってくるような影が見えた気がした。呼吸が速くなり、心臓が激しく鼓動し始めた。

そのとき、肩を軽く叩かれた。

ライゾの体は恐怖で硬直し、反射的に後方へ跳び退くと、キトに向かって拳を構えた。

「おいおい、落ち着けって。大丈夫か?」

ライゾは構えを解き、ゆっくりと呼吸を整えた。

いや。今じゃない。俺は倒したんだ。

「今のところはな」

ライゾが反応するよりも早く、その声は消えた。彼はそれ以上考えるのをやめ、目の前の状況に集中することにした。

キトの陽気な表情は消えていた。代わりに、彼は真剣な顔つきでライゾの目をじっと見つめていた。

くそっ。俺が王族だと気づかれたのか?

ライゾは警戒しながら一歩後ずさり、拳を握りしめた。何かを言う前に、キトが口を開いた。

「先に進む前に……一つ聞きたいことがある」

キトは深く息を吸った。

沈黙が永遠に続くように感じられた。

「お前の……一番好きなアイドルは誰だ?!」

ライゾは固まった。

張り詰めていた緊張が一瞬で消え去った。頭の中は真っ白になり、警戒していた表情はゆっくりと困惑に変わっていった。

「おーい?」とキトが言った。「大丈夫か?」

ライゾは我に返った。

「あ、えっと……悪いけど、アイドルって何なのか知らないんだ」

キトは信じられないという顔でライゾを見つめ、ゆっくりと顎を落とした。

それから首を横に振り、再び真剣な表情に戻った。

「アイドルっていうのは、人々の前で歌ったり踊ったりする人のことだ。ほとんどのアイドルは貴族の家系出身だけど、王族のアイドルもいるし、下層階級の出身者だっている」

「貴族の家系?」とライゾは繰り返した。

これはなかなか興味深いな。

「ああ。簡単に言えば中流階級だ。頂点に王族がいて、その下に貴族の家系があり、さらにその下にそれ以外の人々がいる」

キトは少し間を置いた。

「残りの二つの階級は、俺たちのことを『堕ちた者たち』と呼ぶことが多い。あのクソ野郎どもめ。でも、そんな堕ちた者たちのアイドルでも、貴族や王族の企業からスポンサーになってもらえることがある。そうなれば、一気に上へ行けるんだ!」

キトは笑みを浮かべた。

「実際、ここ数年で上流階級がアイドルと契約することもどんどん増えているんだ!」

「それはなかなか面白い制度だな」とライゾは言った。「そんなこと、今まで全然知らなかった」

「ああ、本当に面白いだろ。だから、男の子より女の子が生まれることを願う家族も多いんだ。娘の誰かがアイドルになれるかもしれないからな」

キトは肩をすくめた。

「それが、反乱軍に女性が少ない理由でもあるんだ」

突然、別の声が二人の会話に割って入った。

「話が終わったんなら、そろそろ私を助けてくれない?」

ライゾは振り向いた。

キキが牢屋の中に座っていた。隣には汚水が溜まった小さな水たまりがあり、彼女は心底うんざりした様子だった。

ライゾは急いで近づき、錠前を殴り壊した。

胸の中に安堵が広がった。

よかった……生きていてくれた。

キキは牢屋から出ると、小さく微笑み、ライゾの肩に手を置いた。

「よくやったわ」

そう言って彼女が離れていくと、ライゾの胸の中に大きな誇らしさが湧き上がった。

キキはすでに廊下を歩き始めていた。

「おい、キキ。他の囚人たちは助けないのか?」

キキは足を止めた。

驚いた表情を浮かべ、ゆっくりと振り返った。囚人たちの中にも、彼のほうを振り向く者がいた。

ライゾは困惑しながら周囲を見回し、それからキトに目を向けた。

キトでさえ驚いているようだった。

キキの顔に、小さな笑みが浮かんだ。

彼女は何も言わず、別の牢屋へと歩いていった。


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