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祇園守紋を掲げよ 〜立花家戦記〜  作者: ワールド
立花反撃
35/35

騎兵の可能性 〜長宗我部との共闘〜

「援軍ありがとうございます。水軍も殲滅できました。あとは明日の総攻撃を残すのみです」


姫御子と呼ばれた元親は本当に華奢で丁寧だ

隣の水心と比べてもわからない

誾千代より女性っぽい


「旦那様、立花様へはどの門を?」


「東門を。しかし…騎兵だけでは…」


「ご心配なく。当家が連れてきた騎兵にはあらゆる訓練を積ませております。それに攻城兵器もあります」


「我ら立花が誇る騎兵の強みはその戦術の幅にあります。問題ありません」


「そうでしたか。ではお任せいたします」


長宗我部はよくまとまっているようだ

普通なら他家に手柄を譲ろうとすれば反発が強くなる

主君の指示を信頼しているのだろう


「明日、日の出とともに攻勢を開始します」


「些細承知しました」





「統虎、まだいいのか?」


「突入の機がある」


日の出から四半刻(15分)

整列する騎兵の後方を見ながら…そして、それは突然だった


「今だ!作戦開始!」


一斉に飛び出すのは騎兵隊のうち500ほど


「迎え撃て!鉄砲、弓、放て!石を投げろ!」


「お侍様、まぶしくて狙えないです」


「お侍様、敵がどこにいるかわからないだ」


「くそっ」



一方、先行する騎兵のうち300は弓騎兵、200は火器騎兵と立花家内で呼ばれている部隊だった

指揮官は奥重政


「弓騎兵、左右に展開開始。火器騎兵、投擲用意」


200人が一斉に黒い鉄球を振り回し始める

この間にも門へ向かう速度は落ちない


「投げて離脱!弓騎兵の援護を受けて城壁上の敵の攻撃を避けろ」


一斉に放たれたのは焙烙火矢

要するに爆弾だ

鉤をつけて城門へ投げ込む


離脱を始めて2分後

城門が吹っ飛んだ

それを後方で見ていた本隊が動きだす


「行くぞ」


一言

それで十分だった

騎兵隊2500が一斉に突撃を開始した

その陣形は一切乱れがなかったという

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