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聖剣と鍛冶師〜異世界チートで聖剣製作依頼受注中〜  作者: 豆太郎
冒険都市【リシャス】
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図書館時々規則

お久しぶり豆太郎です


相変わらず不規則な投稿になってますがもしよろしければ読んでみてください。

リシャス中央図書館

世界各国の本の管理を行っている場所である

一般書物から秘伝書、禁書などの一括管理を各国から任されているのでこの世界に確認されている書物大抵ここに揃っている、蔵書数5569万冊

一般公開書物 : 4000万冊

専門書 : 1200万冊

秘伝書・禁書 : 368万冊

封印 : 1冊


封印されている1冊の特別な書物

かつての勇者が使っていた物が厳重に保管されている【知識の書】

勇者のサポートを行っていたとされている神具の一つだ

聖がその本に少し関わる事になるとはこの時には思いもしない聖であった。


「これはまた凄いな、故郷のある国の美術館みたいだな!!」

聖は一度行った事のあるアメリカのメトロポリタン美術館を思い出していた


外観は宮殿そのものであった


「昔はここまでに規模の図書館ありませんでしたね」

「とりあえず中に入ってみるか」

「そうですね」

聖、ライア、ゼピュロス、ノワールは図書館に入っていった


エントランスに入るととても広い空間が広がっていて左右に書店、文房具屋、軽食の取れるお店が並んでいたそして

中央の1番奥にドーム状の空間がありその中央に円形の受付カウンターが見えたので聖達はそこへ向かう事ににした



「よこそリシャス中央図書館へ、本日はどの様な御用で此方へ?」


図書館の司書らしき人物は聖達に挨拶をするなか、聖達はその空間に呆気に取られて言葉が出なかった


中央の円形カウンターを中心に大きな円形ドームそれも吹抜け構造になっている

観覧室を取り巻く周囲の外壁に沿って本棚が並ぶその高さ1階部分だけで5m以上

大きなドーム状を螺旋する様に階段があり上層フローに行ける様になっているフロー数は3階あるようだ


「くす、此方のご利用は初めてですか」

嫌味のない微笑で司書が聖達に改めて声をかける


「ああ、それにしても凄い場所だな」

聖がひしょ司書の問いかけに答えると


「では、驚かれると思いますよ何せ4ヶ国の書物が集い管理する事を目的に作られた図書館ですので一般公開されているだけでもその数4000万冊ですのでこれだけ大きな設備になってしまいます大抵初めて来られる方はこの設備を観て言葉を失いますね」


「一般公開だけで4000万冊ですか」

ライアもビックリする中


「一般公開されてない書物もあると事かな?」

聖の疑問に答える司書


「ええ、1番有名な物だと【知識の書】でしょうね!! 昔の勇者様の使用していた神具の1つです」


「え、、、」

ライアがさらに驚いた


確かに1000年前の勇者は【知識の書】を持っていたしかしそれは目に見える物ではなく鑑定能力に神か追加した能力であったからだ


「そんな物があるんですか」

ライアはなぜそんな物があるのか確認してみた


「はい、勇者様が残した神具は3つあります


精霊の森のダンジョウに封印された【聖剣 : エクスキャリパー】


精霊の海の海底のダンジョンに封印された【空船:ディオネ】


リシャス中央図書館にある封印の間に封印されている【神書 : 知識の書】


この3つが昔の勇者様が今後次の勇者が現れた時の為に残された神具です」


念話

聖「ライア昔の勇者はそんな物を残してたのか?」

ラ「いえ、私は魔王討伐後直ぐに封印されましたのでその後彼の方が何をなさっていたのか詳しくは知らないのです」

聖「そうなのか?でもなんでライアだけ直ぐに封印されたんだ?」

ラ「私の魔力と聖力が魔王討伐後ほぼ無くなってしまっていたので力を回復させるため魔力と聖力のある精霊の森のダンジョンに封印される事になったのです」

聖「なるほどな、じゃ〜その後に残りの物は封印しただろな」


聖が念話でライアと話していたなか司書は改めて聖に話しかけた


「申し訳ありません、改めて本日はどの様な御用で此方へ」


「ああ、すまなかった魔法関係の書物を読みたくて来たんだが閲覧する事は出来るかな?」


「はいできます、当館のご利用は初めてみたいなので説明させてもらいます」


図書館規則

1、当館ご利用金、預かり金 / 金貨1枚

※当館使用金額は銀貨5枚だが書物取り扱いが雑にならない様金貨1枚を預かり書物の破損、備品の破損等がなければ退室時に銀貨5枚を返却されるシステムになっている


2、閲覧室への従魔の入場はご遠慮ください

※主人が閲覧中は専用の部屋が用意されます、1匹の使用料銀貨1枚(食事付き)


3、書物の破損時修繕費は全て使用者持ち

※預かり金ですむ場合はそちらで処理出来るが、足らない場合は差額金も支払わなければならない

無理の場合は捕縛されて司書裁判にて判断される


4、特殊書物への閲覧方法

※専門書、秘伝書、禁止書等の特殊書物に関しては閲覧申請をする必要があるが閲覧出来るかは館長、司書長の審査が必要


5、書物の持ち出しは原則として絶対に行えない

※当館の外へ書物を持ち出す事は禁止されている、購入出来る物は当館のエントランスの本屋で購入可能になっている為購入はそちらで、ただし自分で調べて模写した物に関しては持ち出し可能である(紙や文房具の購入もエントランスの文房具店で別途購入する事)



基本どこの図書館でもこの規則が採用されているようだ


「もしかして【知識の書】も申請を出せば見れる可能性はあるのですか?」

ライアは司書に確認しると


「いえ、そちらに関しては誰も閲覧する事は出来ません、なぜなら誰も見た事がないからで」


「なぜだ?」


聖の問いに司書は


「封印の間の封印は勇者様以外に開く事がないからでです、それもある一定のレベルに達していないと勇者様にも開けられない様に言い伝えられてます」


「なるほどな、じゃ〜2人入場と2匹の従魔預かりでお願いできるかな」


「ありがとうございます、金貨2枚と銀貨2枚になります」


聖はポケットに手を入れてアイテムボックスから金貨2枚銀貨2枚を取り出し司書に渡した


「確かに預かりました、では此方へお持ちください」

司書は一枚の金属カードを聖に渡した

「これは?」

「こちは当館ご利用証明書です帰るさえはカウンターまでお持ちしてもらいました預かり金額返却できるかな様になってますのでこちらまでお持ちください」


「ああ、わかった」


「ではどうぞ、ちなみに魔法関係の書物は2階の北側にある森の間にあります」


「ありがとうございます」


念話

聖「じゃ〜ちょっと行ってくるなゼピュロス、ノワール」

ゼ「ギィー」

ノ「わかったよ、ゆっくり食事しながら待ってさ」



さてこの世界の書物はどんな物かな期待をしながら聖は図書館の奥へライアと入って行った。





魔法取得回です


なかなかトラブル貴族まで進みませんが頑張って書いてますので


もう少し脱線のお話にお付き合いください。


感想、評価、誤字の指摘がありましたらよろしくお願いします。

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