不思議な縁
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昨日出発した村まで戻り、さっそくディーネからもらったお金を使って馬車に乗る。なるべく安全な道を行くべきだろう。
馬車の道中はとても快適だった。何よりディーネが《予知》があるのにきちんと一つ一つ俺に質問をしてくれるので、道中の会話には事欠かなかった。
〈マイル王国〉へ戻り依頼クリアのためにナタリーさんの住む町の西区にある住宅街に向かう。
「あら、いらっしゃ...って、あの時の冒険者さん...えーっと、ヨシヒロさんと...こちらのお嬢さんは初めましてかしら?私はナタリー。よろしくね。」
「どうも。ディーネといいます。」
「あら...あなたもしかして...」
「はい。ご想像の通りです。...あなたこそ。」
何やら知らないところで会話が...あの...すいませーん?俺いま空気じゃないですか?
「ああ、ごめんなさい。ちょっと似た境遇の人に出会ったので...」
「ごめん。次から気を付ける。」
気づいてくれたようだ。
「それで依頼の薬草なんですがこれで会ってますかね?」
「ちょっと待ってくださいね~...はい、これであってます。数もこんなに...これなら良質な魔法薬が作れそうです。お手伝いしてもらっても?」
「もちろんです。」
「...私も見たい。」
そういうわけで、ナタリーさんがお店の表に閉店の札を出した。そして...




