29/46
オーク
「ガァァァァ!」
手に持った斧を投げつけてくる。...ほんとに知性のあるモンスターなのか疑問だが、予想外にこちらへ綺麗な弧を描きながら大きな斧が飛んでくる。
「やべえ!兄ちゃん逃げろ!」
先ほどのプレイヤーが遠くで叫んでいる。確かに普通ならよけるだろうが...
「よいしょ。」
ぽすっ
ズガン!
斧が俺の手に触れた瞬間動きを止め、大きな音と共に目の前の地面に刺さる。
『は?』
周りのプレイヤーがそろって絶句する。物理法則仕事して、と言わんばかりだ。
構わずオークが俺に殴り掛かってきた。
「あ、そうだ。前使えてたかどうああんまりわからなかったあの機能使うか。」
「グガァァァ!」
オークの拳を受け止める。
ぽすっ
「からの《反射》。」
「ガァ!?」
オークが異変に気付いたみたいだ。
次の瞬間。




