家族会議
前回のあとがきで、読み仮名のつけ方を学びました。あとから見直すのも大切だと気付いた。
あとはじいちゃんの手袋...[愚者の手袋]だっけ。が防御無限の理由だろう。一応、確認する。
〔愚者の手袋〕
異世界から持ち出された手袋。装備者に加護があらんことを。《破壊不能》 装備すると、DEF+∞、さらに《ダメージ吸収》《反射》を付与。(所有者固定 ヨシヒロ マーリン)
んんん?マーリンって誰だ?じいちゃんではなさそうだし...あと"持ち出された"っていう表現も気になる。
どうせならじいちゃんも"裏"世界の話を遺してくれていたらよかったのに...きっといろいろな思い出があっただろうに。
まあ当分はキョウも何もしてこないだろうし、これでやっと冒険に専念できる。...当分の課題はレベル上げだな。
「反転。」
"表"世界へ戻ってきた。もう夜も遅い。明日から学校だしそろそろ寝ないと。そう思い、風呂に入りに自室のある2階から階段を降りると...
「キョウ。こっちへいらっしゃい。」
...いつになく真面目な顔をした母、何時もと同じく新聞を読む父、妹。家族会議の予感がする。
「まずは座りなさい。」
父に促され、テーブルにつく。
いったい、なんなんだろうか。何か悪事でもばれたのだろうか。
しばしの沈黙の後、父が口を開く。
「お前、学校で何か嫌なことされたりしてないか?いつでも相談に乗るぞ?」
エ?
「そうよ。お母さんもね、できることならなんだってするわ!」
「兄貴がいじめられてるなんて、私も嫌だよ...」
...まって、話が全然読めてこない。
「...ごめん、ちょっと待って。何の話?」




