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なんでも横丁へいらっしゃい  作者: 水澤 星香
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22/29

4日目

そして次の日。

「兄さんおはようにゃ」

「おはようございますシュウくん。」

「おはようございます。」

この世界にきてもう4日目。

小豆を撫でながら思った。

明日はついに祭り当日。

祭りの間は向こうの世界とこちらの世界が繋がる。

「ついに明日ですね。」

時雨さんの言葉に頷く。

「なんだか…寂しいです。」

たった数日だけれど、

たくさんの人と出会って…

たくさんのものを見てきた。

時雨さんにもたくさんお世話になったし…

それに…

それに、まだ…まだわからないこともある。

俺の言葉に時雨さんは優しく、少し寂しそうに…頷いた。


「今日はお祭りに向けて、いつもよりも賑やかになりそうですね。」

朝ごはんを食べながら時雨さんは外を眺めた。

隣では小豆が俺の鮭をちゃっかり頂いていた。

「骨、気をつけろよ。」

「了解…ムグッ」

…言ったのに。




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