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2匹のトラさん物語  作者: 小川大河


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全ての始まり

 小さな島に2匹のトラさんが流れ着きました。白いトラっちと茶色いトラっちです。白いトラっちはホワイトタイガーで茶色いトラっちはベンガルトラです。二匹は海をずっと長い間、漂流していました。二匹は島についた時ガリガリにやせていました。もしかしたら、二匹は動物園から逃げてきたのかもしれません。2匹のトラさんは仲良しでいつも一緒にいました。小さな島には豊かな自然がありました。陽気な南の島でした。この島なら食べ物には困ることはなさそうです。2匹のトラさんは食べ物を探すついでに島を探検しようと思いました。

 「こんなところに、蟹がいる。白いトラっち、これ食べれるんじゃない。あとココナッツもある。鳥もいるよ。捕まえて食べれるかもしれない。」

 「うん。とりあえず、ココナッツで栄養補給をしよう。」

 2匹のトラさんはココナッツジュースを美味しそうに飲んでいます。久しぶりの栄養にありついて感激しているようです。生きていることの幸いを噛みしめていました。

 「チャドラよ。この景色はきれいだね。少しオレには暑すぎるが。白いトラが南の島に来ることがあるとは。白いトラっちの南国ぐらし、とかテレビでやったら結構視聴率がいくんじゃないか。」

 「大変だ。トラっちが暑すぎてボケてしまった。ココナッツジュースでも飲んで休んでいて下さい。オレがその間に住処を作るよ。」

 白いトラっちと茶色いトラっちは冗談を交わしていましたが、白いトラっちがやはり、少しつらそうです。長旅の苦労と暑さにやられていたのです。白いトラっちはなんとかして暑さに慣れたいと思いました。暑さをしのげれば、この島は2匹にとっては楽園のような場所です。茶色いトラっちがヤシの木を切り倒して、お家を作る間に白いトラっちは休んでいました。

 天まで高く伸びたヤシの木は伐るのも一苦労です。倒す方向を間違えると、周りのモノに引っかかってしまいます。茶色いトラっちは木を伐るモノを何も持っていません。しかし、彼はトラです。ヤシの木に体当たりやパンチをして無理やり折るつもりです。茶色いトラっちがヤシの木に体当たりをするとヤシの木は大きく曲がります。木の上で休んでいた鳥たちは慌てて飛び立ちました。でも、ヤシの木は折れません。ヤシの木は大きくしなって、元の真っ直ぐの状態に戻ってしまうのです。しかし、茶色いトラっちは諦めません。何度も何度も繰り返すうちにだんだんと木が曲がってきます。段々と弱ってきた木はある時、ポキっと倒れたのです。森の中からは色々な動物たちがその光景を見ていましたが、茶色いトラっちは木を伐ることに夢中で気が付きませんでした。

 茶色いトラっちはヤシの木の大きな葉っぱで白いトラっちのために寝床を作りました。寝床といっても、ヤシの葉を敷いただけの簡単なものです。茶色いトラっちはヤシの木で屋根を作っています。白いトラっちのためには日陰が一番必要でした。

 「チャドラよ、この島にはいろいろな者が住んでいるらしい。さっきからチラチラと見られている気がする。」

 白いトラっちは言いました。茶色いトラっちがヤシの木を伐る間、白いトラっちは砂浜でぐったりしていました。白いトラっちは森の方から視線を感じました。海の方からもなんだか心配そうにこちらを見ている気がします。同じ様な視線は空からも感じました。島には茶色いトラっちと白いトラっちが流れ着く前から色々な動物たちが住んでいました。白いトラっちはみんなと協力していきたいと思いました。

 「それにしても、星が綺麗だ。ゆっくりと地面で星を眺められるの本当に久しぶりだ。」

 気づけばあたりは真っ暗です。島についてから、あっという間に夜になってしまいました。夜空にはどこまでも星が無数に広がっています。2匹はもう寝る準備をしています。島についてまだ、探検はできていません。探検はいつかはしなければなりません。何故なら探検をしないと自分がどんな場所に住んでいるのか分からないからです。それはとても危険なことです。

 「それにしても、白いトラっちがこんなに暑さに弱いとは。オレは全然平気なんだけどな。」

 「明日には、慣れる。ここはいい島だ。できればしばらくいたい。」

 茶色いトラっちはと白いトラっちは仲良く眠りにつきました。

 茶色いトラっちが朝起きると、隣で寝ていたはずの白いトラっちがいません。茶色いトラっちが昨日作りかけた、屋根もなくなっています。茶色いトラっちは少し心細い気持ちになりました。でもなんだか、お腹が空いてきました。茶色いトラっちは起き上がり、あたりを散策することにしました。するとどうでしょう、砂浜のほうがとでも賑わっています。なんだか屋台が出ているようです。茶色いトラっちは美味しそうな匂いにつられて歩いていきます。でも、茶色いトラっちはお金を持っていませんでした。

 屋台は大行列です。お店の上の看板には「肉」と書いてあります。お肉屋さんのようです。あれ、お店をやっているのは白いトラっちです。白いトラっちは自分で屋台を組み立てたようです。茶色いトラっちにはなんだか屋台に見覚えがありました。それは昨日、茶色いトラっちが作っていた屋根を改造したものでした。

 「あれ、白いトラっち何やってるの。こんなところで、いつの間にこんな事を思いついたんだ。」

 白いトラっちのお店は大盛況です。きっと美味しいお肉を売っているのでしょう。しかも、砂浜にお店を建てれば目立ちます。色々な生き物がきやすい場所でもあります。行列に並んでいるのは、イルカやペリカン、たぬき、クマなど様々です。肉食の生き物であれば大抵、この肉屋に来ているようです。

 「チャドラか。屋根借りたぞ。ついでに、肉をあげるよ。お腹が減っているだろう。」

 茶色いトラっちは肉を受け取りました。白いトラっちは元気そうです。本当にもう、暑さに慣れてしまったのでしょうか。それに、白いトラっちは何の肉を売っているのでしょう。茶色いトラっちの頭の中をたくさんの疑問がぐるぐると回転しています。

 お腹が減った茶色いトラっちはとりあえず、お肉をたべることにしました。考え事は食べたあとです。お肉は食べたことのない味でした。それはとても美味しいお肉でした。でも何のお肉かは分かりませんでした。お肉はきれいな赤色をしています。とても新鮮なお肉は輝いています。いったい、白いトラっちはこのお肉をどうしたのでしょう。

 白いトラっちがお店をやっている間、茶色いトラっちは島の探検をすることにしました。茶色いトラっちは島の地図を作ろうと思いました。そうすればきっと、白いトラっちも喜びます。一日あれば島は一周できそうな大きさです。茶色いトラっちは足の速さに自身がありました。

 島には茶色いトラっちが今までに見たことのないような草が生えています。虫たちもそうです。茶色いトラっちと同じくらいの巨大なトンボがいました。動物もたくさんいます。動物たちは大きなトラを見て、恐がっています。茶色いトラっちは優しく微笑みました。可哀想なウサギの群は一斉に巣穴に逃げていきました。友達が欲しいだけだったんだ。茶色いトラっちは思いました。食べるつもりなんてないのにな。ウサギたちには茶色いトラっちは獰猛な肉食獣にしか見えませんでした。

 島の真ん中には火山がありました。火口から真っ赤な溶岩が見えます。危険なガスが出ているかもしれません。茶色いトラっちは火山の上から火口を見下ろしています。でも、火山の近くには温泉が湧き出ます。温泉を見つけたら白いトラっちも喜ぶでしょう。白いトラっちは綺麗好きです。火山は工夫次第でいろいろ役に立ちます。とりあえず、肉を焼くのはこれで大丈夫だ。茶色いトラっちは思いました。

 どうやら島は砂浜に一周囲まれているようです。砂浜は所々で岩場になっています。岩場では魚釣りができるかもしれません。島の真ん中には火山があって、その周りは森がぐるっと囲んでいます。森には見たこともないいろいろな植物がたくさん生えています。茶色いトラっちは簡単に島の地図を描きました。全部見たわけではないので、周りの状態から予想して描いた部分もありますが、大雑把な地図はできました、丸い島はこうしてみると、ドーナツのようになっています。砂浜があって、森があって、真ん中は火山です。

 ねぐらに帰ると、すでに白いトラっちは帰宅していました。茶色いトラっちは島の地図を見せて探検の結果を報告します。

 「真ん中に火山があったなら、温泉もあるかもしれない。それに、火が使いたくなったらそこに行けばいいね。いろいろな植物は薬草に使えるかもしれない。病気になったときに困らないように、今のうちから研究したいね。海岸沿いに岩場があれば、魚を釣るにはいいかもしれない。あと、このあたりの海に何がいるのか知りたいね。この島の生き物とかも。」

 茶色いトラっちは大きなトンボを見た話をしました。そのトンボは茶色いトラっちと同じくらいの大きさでした。白いトラっちはこれには驚きました。

 「恐竜よりももっと昔にはすごく大きな昆虫がいたというけれど、その生き残りかもしれない。いずれにせよ謎だね。何を食べているのだろう。」

 白いトラっちは今日の商売がとても繁盛したことを伝えました。白いトラっちが用意した肉は全て売り切れてしまいました。白いトラっちは肉をあげたお礼に、お客さんからノコギリをもらっていました。白いトラっちはそのノコギリを使って、家を建てていました。

 「肉があっという間に売り切れたから、あとの時間で家を建てたよ。家というより小屋だけど。昨日よりは快適だと思う。」

 白いトラっちは茶色いトラっちをその小屋につれていきました。小さな小屋ですがしっかりとした造りです。きちんと設計され、木も丁寧に伐って、組み合わせてあります。頑丈そうで、嵐が来てもこれなら大丈夫そうでした。白いトラっちは器用でした。今日は星は見られないけど、快適なところで寝られそうです。

 白いトラっちは肉屋を毎日続けています。ときどき肉のお礼にへんてこりんなモノをもらって帰ってきます。茶色いトラっちも島の探検を続けています。おかげで島のことは大分詳しくなりました。今度は海を探検しようと、船を作っています。相変わらず白いトラっちの肉は大人気でした。噂が広まって別の島からわざわざ買いに来ているようです。白いトラっちがなんの肉を売っているのかは誰も知りませんでした。

 今日も白いトラっちは朝から肉屋に向かいます。白いトラっちがお店の前に着くと屋台にはすでに大行列ができています。先頭には白いベルーガが並んでいます。ベルンガはいつも先頭に並ぶ常連さんでした。頭の上にある真っ白いコブはぷよぷよとして柔らかそうです。ベルンガはよだれを垂らしながらお店が開くのを待っています。

 「あれ、ちょっと太ったんじゃないか。」

 白いトラっちは声をかけました。そのときには、ベルンガは肉を食べすぎて明らかに太っていました。

 「そんな事ないベルよ。」

 ベルンガは答えました。ベルンガは普段水中を泳いで生活しています。水の中では体重が増えてもあまり重さを感じませんでした。ベルンガは自分が太ってきたことに気が付かなかったのです。

 「やっぱり、太ったんじゃないか。それにお前、全身が頭のコブみたいにぶよぶよになってるぞ。」

 白いトラっちは心配しました。実際、陸地のベルンガはなんだかつらそうです。体重が増えて自分の身体を動かすのがやっとやっとでした。白いトラっちのお店で食べる肉を少し減らすべきなのですが、おいしすぎてやめることができませんでした。

 「困ったベル。もっと前に気がつけば運動してダイエットできたベルけど。太りすぎて動けないベル。」

 ベルンガはもうずっと白いトラっちのお店の前から動いていませんでした。というか、動けなくなっていました。白いトラっちは肉を先頭のベルンガに渡すと屋台を少しずらします。ベルンガが動くよりも肉のお店を動かすほうが楽でした。お店が終わると白いトラっちはお店をまた、ベルンガの前に戻します。ベルンガはしばらく海で泳ぐこともしていませんでした。白いトラっちはなんとかしようと思いました。

 肉屋が終わると白いトラっちは茶色いトラっちのところへ行きました。茶色いトラっちは海を調査していました。白いトラっちは茶色いトラっちにベルンガ救出大作戦の協力を頼みました。

 「白いトラっちのさくせんには協力するよ。でも、肝心のベルンガはどこにいるの。」

 「あそこだよ。」

 白いトラっちの指さす方向には山のようなシルエットがありました。もう、ベルンガの巨大化は留まるところを知りませんでした。茶色いトラっちは驚きました。ベルンガの巨体は南の島に新たに雪山ができたように見えたのです。

 「あんなにデカくちゃ運動もできない。どうするの。」

 茶色いトラっちは聞きました。ベルンガをもとに戻すのは不可能のように思えました。

 「手術をして死亡を切り取る。」

 白いトラっちは答えました。白いトラっちは難しい手術をする決心をしていました。

 「とにかく、手術をするにも薬がいる。消毒やら道具も必要だ。茶色いトラっちには山を案内してほしい。薬草を採っていこうと思うんだ。」

 茶色いトラっちは白いトラっちと山に入りました。白いトラっちは島に来てからまだ山に入ったことがありません。茶色いトラっちは山の地形を説明しながら、植物のいろいろ生えているポイントを案内します。白いトラっちは植物を引っこ抜いて匂いを嗅いだりしています。ときどき茶色いトラっちに食べさせたりもします。茶色いトラっちはむせて吐き出してしまいます。白いトラっちはそうすると怒ります。

 「チャドラよ。ベルンガの命がかかっているのだぞ。むせている場合か。」

 怒るのならば、白いトラっちが食べればいいのに。茶色いトラっちは思いました。肉食動物が草を食べるのは一苦労です。白いトラっちはそれでも、苦い草やスースーとする根っこを集めました。茶色いトラっちは島の真ん中にある火山のところまで白いトラっちを案内しました。白いトラっちは火山の周りをぐるぐると回っています。

 「ここから温泉が出るぞ。掘ってみてくれ。」

 白いトラっちは言いました。二人は何も掘る道具を持っていなかったので手で掘りました。爪には土が入り込みました。地面は柔らかいですが、温泉は深く掘らないと出てきません。お湯が出る頃には二人とも、泥まみれでクタクタでした。

 「やったー。温泉だ。これで汚れを落とせる。」

 二人は温泉にゆっくりと浸かってからねぐらに戻りました。

 あくる日、白いトラっちは太りすぎたベルンガの手術を始めようとしています。脂肪を切り取る手術です。ベルンガの体の上に日除けのやぐらが建ててあります。太りすぎて巨体となった、ベルンガの体には足場が組まれています。茶色いトラっちは助手として白いトラっちの指示に従います。見物客がぞろぞろと集まってきました。普段は白いトラっちのお店に肉を買いに来る者たちです。

 「アイツ、白いトラっちの肉を食べすぎてあんなに太ったらしい。」

 「いつも、ベルンガは先頭にいたから。それにしても、太り過ぎだ。」

 「あんなになったら恥ずかしいな。」

 野次馬が騒がしくなってきました。白いトラっちは集中力を削がれてしまうため、野次馬をどけるように茶色いトラっちに言いました。

 「手術って痛くないベルか。もしかして、死ぬベル。」

 ベルンガも不安になってきたようです。ベルンガはもう二度と食べすぎて太らないと手術の前に白いトラっちに宣言させられました。ベルンガはビクビクと体を動かしています。ちょっと、手術仲に動かれては危険かもしれません。白いトラっちはベルンガを思い切り殴りました。ベルンガは気絶して動かなくなりました。白いトラっちは手術を始めました。

 手術は順調に進んでいます。ベルンガからは大量の脂肪を切り取りました。切り取った脂肪を白いトラっちは燃料として使うつもりです。茶色いトラっちはベルンガの脂肪を樽に詰めています。白いトラっちがベルンガの体を閉じて手術は無事に終わりました。ベルンガはすやすやと寝ています。体が小さくなって、ベルンガから切り取った脂肪のほうが大きかったほどです。手術が終わると白いトラっちと茶色いトラっちは家に帰りました。ベルンガは砂浜に寝ています。

 次の日、白いトラっちが肉屋のために砂浜に行くと、ベルンガが一番で屋台に並んでいます。

 「昨日はありがとう。お礼に白いトラっちのお手伝いをさせてくれベル。肉は程々に食べるベル。」

 ベルンガも反省しているようです。白いトラっちはベルンガの健康回復のために運動メニュー表を作っていたので渡しました。

 「とりあえずこれをやってくれ。あと手伝ってくれるなら、肉の調達を一緒にしよう。」

 白いトラっち言いました。お肉やが人気すぎて肉の量が全然お客の分に足りなくなっていました。ベルンガは肉の秘密が分かり大喜びです。ようやく、白いトラっちが何のお肉をあげていたのか分かるのです。白いトラっちはベルンガに夜中、白いトラっちと茶色いトラっちが住む小屋に来るように言いました。それまでベルンガは海で泳ぎました。久しぶり泳いだ海はとても心地が良いのでした。

 みんなが寝静まり、あたりが真っ暗になる頃、ベルンガは白いトラっちのところに行きました。白いトラっちは小屋の外でベルンガを待っていました。そして、ベルンガに音を立てないように伝えました。白いトラっちはベルンガにナイフを渡しました。これで肉を切るのでしょう。そのまま白いトラっちは小屋に入っていきます。ベルンガもあとに続きます。小屋では茶色いトラっちが寝ていました。白いトラっちは茶色いトラっちを起こさないように近づいていきます。ベルンガも静かについていきます。

 白いトラっちは茶色いトラっちの尻尾を切りました。ベルンガは驚いて声をあげそうになりました。白いトラっちが口を塞いだので音は出ませんでした。尻尾を切られた茶色いトラっちのお尻からうは血が出ることもなく、また尻尾が生えてきます。それはとても不思議な光景でした。白いトラっちは茶色いトラっちの尻尾を高速で切り落としています。それ以上の速さで茶色いトラっちからは新しい尻尾が生えてきます。白いトラっちと茶色いトラっちは海を漂流している時この尻尾のおかげで生き延びたのです。白いトラっちは茶色いトラっちが何も知らないのでこっそりと尻尾を盗ることにしました。ベルンガは茶色いトラっちの尻尾を肉と皮と骨に分けるように言われました。ベルンガが助っ人に来たおかげで普段の2倍以上の肉を用意できました。二人は茶色いトラっちが起きるまで尻尾を切り続けました。朝に鳴るとベルンガは肉屋の屋台に向かいます。白いトラっちも肉の準備をします。何も知らない茶色いトラっちは海を探検する気満々です。こうして、3匹の平和な生活は続きます。


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