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36 自分の正体

 《星落とし(ドロップ・プラネット)》が《転送》魔法陣に入る切った後、マップを確認する。

 レベル三百になるが無視をする。


 王都にいる人は、十一人。

 十人は間違いなくサクラ十家だろう。あとの一人はマーキングされているから、彩夜で間違いないだろう。《星落とし(ドロップ・プラネット)》って、異空間も壊すんだな。

 サクラ十家は官房辺りが全力で防御壁を貼ったのかどうかは知らないけど、とてつもなく嫌な予感がする。

 勇者達もこちらに向かってきてはいるが、数分はかかるだろう。

 サクラ十家ともう一人との距離は結構離れているので、助けるのは容易だろう。

 早く助けに行かないと、何が起こるか分からないので《飛ぶ(フライ)》を使って助けに行こうとする。


 ポンッ!


 効果音声みたいな音が響く。


 《力》or《自分》


 そう書かれた画面が目の前に表れた。

 意味がわからない。

 俺の仮説では《星落とし(ドロップ・プラネット)》を放ったら魔神かするものと考えていたが、完全に虚をつかれた。

 ここで時間を食う訳には行かないので、《飛ぶ(フライ)》を解いて地上を小走りする。


 でも答えは決まっているので、《自分》を押す。

 すると、全種族の一覧が出てくる。


 画面は《本当の自分》と書かれて変わっている。

 一番最後に至っては、《自己入力》と書かれている。


 俺は本当になんなんだ?

 レベルも桁外れにでかい。それに、全種族になれる。人間だが、あくまで一応の話だ。

 転生前に神様が言っていたな、「なりたいものになれる」と。だけど俺は何にも願わなかった。あえて言うなら、普通を望んだ。

 しかしその普通は、どの視点の普通なのかは不明瞭だ。神様からの普通。魔族、魔物からの普通。人間、ドワーフ、エルフ、獣人、······からの普通。どれにも当てはまらない。

 ならば神様は、全部の普通を試せる様にしたのか?それだとレベルが高い理由にならない。

 ユニークスキルは、高位の神様が決めるらしい。彩夜は例外だと思うけどな。

 だとすると、《操作》が出たこと自体が偶然に匹敵する。それとも、高位の神様が俺の願いを叶えたのか?うーん、これでも、レベルが高い理由にならない。

 いや、魔神になるためにレベルが高いって事も捨てがたいな。そうなると、《星落とし(ドロップ・プラネット)》はなんなんだ?魔神の固有スキルであって、普通と言うか魔神以外は使えない。全くレベルが関係ないじゃないか!


 頭がパンクしそうになったので魔物の一覧や、獣人の一覧を見る。


 魔物はスライムから始まり、ゴブリン、リザードマン、オーガ、スケルトン、ドラゴン、······と無限になるんじゃないかと思うほどある。

 獣人は犬人、猫人、妖精、龍人、鬼人、兎人、狐人、······と神様が言った獣人の種類よりも遥かに多かった。全知全能か怪しくなってきたな。


 結局ピンときた種族は一つもなく、《自己入力》の画面になる。

 ためにし入力しようとするが、《一回限定です》と表示される。

 この場合どうなんだろう?ミスをしてたら自動的に《力》になってしまうのか、それでも単に《自己入力》ができなるだけなのか、不確定要素があり過ぎて困るな。


 今の気持ちを表すなら、形を成さない、と言う感じだ。


 ん?形を成さない?

 俺も《操作》で固定の種族が無いよな。正しく、カタチ無き物。


 《操作》、カタチ無き物、固定······

 あっ!


 俺は《自己入力》をする。


 固定されなき者


 この答えであっていたのか、表示されていた画面が消えていく。


 《操作》これは種族、レベル、職業······色々と変えることができる。これによって、殆どの事が固定されない。そして今の信ぴょうになる、形を成さない。

 形を成さない、つまり、固定されない。

 これを合わせると、固定は何があってもされない。生命を逸脱する者とも呼べる。

 後は固定されない、をよく良く変換すると、固定されなき者に至る。


 ステータス画面を表示すると、種族が固定されなき者になっている。これは、種族と言っていいのか?まあいいか。

 スキルを見ると、EX(エクストラ)スキルが出現している。

 多分あの答えをミスしてしまったら、出なかったであろうな。それか違う何かが出ていたのかもしれない。今となっては検証の使用がないけどな。


 EX(エクストラ)スキル 《あるべき所へ》


 確証は無いが、《無属性魔法》最大の魔法と掛け合わせるんだろうな。


 暗雲が再び王都の上空に出てきた。

 勇者達をマップで確認すると、王都の近くにいる。このまま行けば、勇者達がサクラ十家と正面衝突になる。

 彩夜は俺が助けろと。念の為に持ってきた、ハイポーション。彩夜に使うか。

 再び《飛ぶ(フライ)》を使って、王都に急ぐ。

今回、自分でも無理矢理感が半端無いと感じます。語彙力の無さが全面に現れてますよね。

もしかしたら、大幅に変えるかもしれません。

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