10 フーフラ街の観光?(1)
少なめです。
ふぅー。やっと、この体に慣れてきた。寝る時は、尻尾が邪魔だし胸も邪魔だけど慣れれば問題なかった。
大河を見ながら歩くと、船が見える。日本の豪華客船みたいに大きくないが、50人は乗れそうだ。
目を凝らすと船の上では、こちらに向かって手を振っている。みんな目が良すぎじゃない?
ぼんやりと大河を眺めていながら歩いていると、昼に通用門に着いた。
何かの要所なのか、凄い混んでる。並んでいる人の話を盗み聞きすると、殆どが俺の話で持ち切りだった。
内容が、絶対捕まえるや、本当はすごい屈強な人じゃないのか?と様々な事が話されている。
まぁ、本人ここにいるんですけどね。
遠くの方に、魔物が見えるが冒険者達に次々と駆られてった。
「次!身分証と荷物を検査させてもらう」
「はい」
俺は獣人リサの身分証を出した。
「獣人だな?入税は銀貨2枚だ」
「はい?」
「入税だよ!入税!速く払え」
獣人差別が酷すぎる。人間の時は無料だったのに!一文無しなので、宝石を握らせて街に入った。
フーフラ街も、アーテ街同様中世ヨーロッパの町並みだ。違う点を上げるとしたら、東南の方に山があり、大河が流れてるので貿易が盛んだ。あと、壁があまり高くない。
奴隷オークションが開かれていたが、買うつもりは無いのでスルーした。旅が優雅じゃなくなったちゃうからね。
買取してくれる店を探して、山賊のアジトで手に入れた宝石を売りに行くことにした。まぁ、冒険者達にほとんどあげちゃったんだけどね。
買い取ってもらったら宝石全部で、金貨45枚だった。うん、高い。ここが異世界じゃなくて、地球だったら盗みを疑われそうだ。
この世界の平均年収は、金貨1枚程度だ。金貨45枚なら、45年間普通の生活が送れるぞ。送るつもりもないけどね。
宿を探していると、街の至る所に俺の手配書が貼られている。正直気持ち悪い。
宿探しの途中ナンパにあったが、逃げておいた。この世界でも、ナンパがあるんだな。
俺は獣人でも泊まれる宿を探していた。
殆どの宿が、獣人拒否だった。
宿を探し終えた時には、夕方だった。
「いらっしゃい。お泊まりかい?」
「はいそうです!」
出迎えてきたのは、30代ぐらいの女将だ。胸は······って何考えてるんだ俺は!胸なら俺にも、さわやか程度あるじゃないか!まな板よりマシだろ!
この思考はきっと、お年頃だからだな。うんうん、きっとそうだ。
「朝食付きならで、1泊銀貨1枚だよ。朝食抜きなら、小銀貨5枚だよ!」
「うーん、では朝食付きで5拍。お金は前払いですか?」
「後払いでいいよ。律儀な子だね!」
後払いが普通なのか?獣人だから、少し高くしてあるらしい。
部屋は、ベッドとテーブルだけの質素な部屋だった。晩は缶詰でご飯を済ませた。
「久しぶりのベッドだ!」
久しぶりのベッドでテンションが上がっているが、ふかふかだったのでスグに寝てしまった。
翌日俺は、身支度済ませ朝食を食べる。缶詰以外を食べたのは、アーテ街の黒パン以来だ。
朝食は、パンに牛乳を食べた。普通に美味い!
▷
「街の名所かい?」
朝食を食べ終えた俺は、女将さんに街の名所を聞いていた。
「はい、そんなんです。いい場所はありませんか?」
「うーん。あ、滝は1度は見た方がいいよ!」
「ありがとうございます!」
女将さんにお礼を言って、滝を見に行くことにした。滝は、街の東南の洞窟の中にあるそうだ。魔物は、冒険者達が毎日倒して湧かないようにしてあるから安全らしい。
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展開が速いことは自分でも思っていたことなので頑張って編集します。




