11 フーフラ街の観光?(2)
一応、編集作業終わりました。
宿を出る。街はガヤガヤしていて、そこらじゅうで露店が出されている。
お腹はいっぱいだけど、いい匂いがすると食べたくなってしまう。だけど、我慢だ。金銭的にあまり余裕がないからね。
また、山賊のアジトでも襲おうかな?金銭面が改善されるし。
そんな事を考えながら歩く。
この街は、アーテ街よりも遥かに大きい。そう言えばここは、何領だろうか?アーテ街も何領か知らなかったし。資料館ないかなー
途中、風俗店に勧誘されたが年齢を偽って断った。男のアレを見るのは、極力遠慮したい。温泉は例外だけどね!
そして、洞窟に着いた。森の中にあったけど、道が舗装されていて迷わずに来れた。
洞窟の前には、100人位並んでいる。受付でもあるのか?
並んでいると、並んでいる人達から痛い目線が飛んでくる。昔、獣人と人間の間に何があったんだよ!ヒソヒソ話す声を聞くと、「奴隷じゃないのか?」、「恩を売って奴隷にしようぜ」とか色々と聞こえてくる。酷いもんだ。
洞窟に入れたのは、11時頃だった。入場料に、小銀貨3枚取られた。人間は1枚だったのに!日本なら、訴えれるのに······
洞窟の中は、マイナスイオンが凄くて肌寒い。俺は、ローブに服1枚と薄着だ。ほかの人は、長袖長ズボンと厚木だ。クソー!
寒さに耐えながらも、滝につくことが出来た。
滝はいくつもの滝が合わさりあって出来ていて、滝の奥はキラキラと光っている。
「原風景だ」
思わず声を出してしまった。滝には、虹も架かっており「スゴイ」の一言に尽きる。
滝の奥で光っているのは、岩肌からむき出しになった鉱石だ。何かはわかりません。現実拡張を使っても、滝が邪魔して、鉱石としか表示されていない。
人混みをかき分けながら、鉱石の説明看板を探したが見つからない。
無いのか?
それとも、キラキラの秘密を知られたくないのか?
綺麗は綺麗だし、鉱石の事は黙っておこう。
1時間ほどじっくりと見て目に焼きにつけて、滝の洞窟を出る。
出るとお昼時だったので、露店でイカ?らしき串焼きを買って食べる。うん、イカだ。
どこに行くか迷っていると、調べ事があることに気がついたので資料館に行く。
やっぱり街中に、俺の手配書が貼ってある。今度、こっそり剥がそうかな?
▷
「資料館に獣人は、入れません」
「······は?」
「詳しく言うと、獣臭さが資料にシミ付いてしまうので資料館に入ることはできません」
殴っていいかな、この男性?いいよね?
全力で殴りかかろうとしたが、止められた。否、腕を掴まれた。どう頑張っても、俺の腕はピクリとも動かない。
「いらしていたんですね、スプレッスさん」
スプレッス?誰だそい······つ!
「よう、元気にしてたか?俺様の奴隷」
落とし穴で、閉じ込めたはずなのに!まさか登ったのか?
おいおい嘘だろ!あの距離を、もう追いついたのかよ!
スプレッスに、腹パンをお見舞いしておいて腕を取り払った。
「おい、獣人!この街の英雄、スプレッスさんに何をしてるんだ!」
「えい······ゆう?嘘でしょ?」
逃げるが勝ちだよな?
ステータス補助全開で逃げようとしたが、首根っこを掴まれて逃げることが出来ない。
「逃げようとするなよ。俺様の奴隷」
「アンタの奴隷になった記憶はない!」
「なら、もう1度勝負するか?」
「受けさせてもらう」
俺は黒剣を抜く。スプレッスも構える。
「ちょっと待ってくれ!資料館で決闘をしないでくれ」
そう言えばそうだよな。資料館ってことすっかりと忘れていた。
「ガッハッハッ!忘れていたわ。外で決闘をしようぜ俺様の奴隷」
「だから、奴隷になった記憶はありません」
首根っこを掴まれながら外に出された。逃げ防止されてしまった。
▷
「勝利方法は相手を降参させるか、動けなくなるまでだ。それでいいな?魔法は禁止だ」
「文句ありません。勝ったら、2度と私に付きまとわないでくださいね」
「分かった、分かった」
ギャラリーが集まってきたが、無視だ。
「このコインが、地面に落ちたら始める。いいな?」
「文句ないです」
ーーキン
コインが落ちたと同時に、両方とも地面を蹴る。
今更だけど、ステータス補助についての説明。
ステータスはレベルが上がると、自動的に上がるものです。詳しい説明は、作中に書きます。




