31話 小島探索
セリフの割り振り
サタン>サ「
あすたきさんちん>あ「
女神>め「
みずきちゃん>み「
プミィ>プ「
いよかん>い「
やどかり>や「
サ「それでは小島に向かう際のフォーメーションを発表します!前にさんちん&みずきちゃん!左に女神様!右にいよちゃん&プミィちゃん!そして後ろにわたし!この布陣で天界商業高校のディフェンスを切り崩していくぞ!」
あ「お前には何が見えてんだよ」
サ「無論、インターハイ優勝への道さ!」
あ「個人戦で頑張ってください」
サ「あと、アクシデントがあった時すぐに救出できるようにみずきちゃん、後方をチェックしつつ全員の体に命綱よろしくね♪」
み「任せろ!我は守護神‥‥‥天界商業高校には1点もくれてやるものか!」
あ「他にも幻覚見えてるやついたわ」
サ「よーし!では、しゅっぱーつ!」
バーーーーーーーーーーーーーーー!
サ「うっひょー!さいこーーーーーーーーー!」
あ「風がきもちいーーーーー!みずきちゃーん!後ろは大丈夫っすかー?」
み「問題なーし!」
め「うわー♪跳ねる跳ねるー♪」
い「しっかり掴まっててくださいね魔王様!」
プ「うん!」
三十分後
あ「お!そろそろ着きそう!」
み「それじゃあ我は他のやつらに指示飛ばすね!」
あ「そんなことできるんだ!?じゃあお願いね!」
み「おっけー!」
みずきちゃんは命綱がわりに伸ばした自分の体の先に口を作った。
み『各員に通達!もうじき小島に到着するため、速度を落とされたし!』
サ「うわっ!きもっ!」
め「うわっ!きもっ!」
い「うわっ!きもっ!」
プ「きもちわるーい!」
み『あ!?』
あ「とうちゃーく!」
め「無人島だー!‥‥‥たぶん」
い「海の先にこのような場所があったのですね」
プ「わーい!探検したーい!」
サ「とりあえず、ジェットスキーが波に流されないように陸の方に上げておこっと」
サ「昼までまだ少し時間があるので島の外周をぐるっと周ってみますか」
プ「やったー!」
サ「はしゃぎすぎて怪我しないようにねー」
プ「はーい!」
め「この辺は森が広がってるねー」
あ「お、あの木果実がついてる」
プ「ほんとだー!たべられるかなー?」
め「みずきちゃんに毒見させてみよっか?」
み「命令とあれば‥‥‥」
サ「毒見は同じ種族でやらないと意味なくないですか?」
め「そっかー」
あ「じゃあプミィちゃんのためにいよちゃん頑張って♪」
い「え?」
プ「いよかんふぁいとー!」
い「‥‥‥まずは島の外周を周ることを優先しましょうか」
プ「うん!わかったー!」
い「‥‥‥あとで状態異常を回復するスキルを取得しておきましょうか‥‥‥」
あ「あ、あれってモンスターじゃないっすか?」
サ「んー?お、ほんとだ。よく見つけたね」
め「あれは‥‥‥やどかりかな?背中に背負ってるの貝殻じゃないっぽいけど」
サ「ちょっと待ってくださいねー。双眼鏡を取り出してっと‥‥‥どれどれ」
サ「‥‥‥おそらくなんですけど、ビジネスホテルを背負ってると思います」
あ「なんでビジネスホテルだとわかったんすか?」
サ「だってビルに名前書いてるし、ほれ」
サタンは双眼鏡をさんちんに渡した。
あ「えーっと‥‥‥あー、駅の近くで見たことありますわ、あれ」
サ「とりあえず、気付かれてないし今はスルーしとこう」
プ「あ!みて!どうくつだよ!」
め「ほんとだ!これは探索のしがいがありそうだねー」
い「ですが、中は真っ暗で先が見えませんね」
サ「あとでライト付きヘルメットと懐中電灯を買っておこう」
あ「みずきちゃん、暗い所に入ったら明るくなったりしない?」
み「我蓄光じゃないのよ」
島を一周して最初の浜辺に到着
サ「よーし、いい感じにお昼時に到着できたな」
あ「いやー、小さい島の割に結構色々あったっすね」
め「しかもまだ島の内側の探索も残ってるからねー」
い「あの中央の小高い山も気になりますね」
プ「たのしみだねー!」
サ「さてブルーシートを敷いてっと‥‥‥おっけー。では、今日のお昼は塩ラーメンです」
め「もしかして海の家を意識した?」
サ「ええ、カレーや焼きそばも考えましたが、この間どっちも食べましたしね。あとデザートにかき氷もございます」
み「かき氷をたくさん食べれば我もアイススライムに進化できるのでは!?」
サ「なんか使い勝手が悪くなりそうだからダメ」
み「所詮アタイは都合のいい女ってわけね‥‥‥」
昼食後
サ「それじゃあさっきと同じルートを探索していきますか!」
プ「れっつごー!」
あ「あ、ほら!さっきの果実だよ!いよちゃん!」
み「我が採ってきて食べやすいようにカットしてやろう」
ぴょーん ぶちっ ひゅーん ぷにっ ザク ザク ザク ザク
み「へいおまち!」
プ「いよかん、どくみがんばれー!」
い「で、では、いただきます‥‥‥」
パク
い「‥‥‥あ、甘くておいしいです」
プ「そーなんだー!ワガハイもたべるー!」
サ「プミィちゃんちょっと待って!もしかしたら遅効性‥‥‥時間が経ってから毒がまわってくるかもしれないから先にこの辺の果実を集めながら様子をみよう」
プ「うん!わかったー!」
あ「このくらいでいいんじゃないっすかー?」
サ「そーだね、このくらいでやめとくか」
サ「プミィちゃん、いよちゃんになんか変なところはなかった?」
プ「うん!おしりにおおきいほくろがあることいがい、へんなところなかったよ!」
い「魔王様!?」
サ「なら大丈夫そうだね。食べてもいいよ」
プ「わーい!いただきまーす!」
パク
プ「あまーい!」
サ「それじゃあ集めた果実を収納して次いきますか!」
サ「さーて、さっきはこの辺で見かけたけれど‥‥‥」
め「あ、サッちゃん!あそこあそこ!」
サ「あー、いましたね」
め「なんかじっとしてるね」
あ「もしかしてあれ、お食事中なんじゃない?」
め「‥‥‥ほんとだ!やどかりの前にさっきの果実がいくつか落ちてる!」
サ「じゃあすぐには襲ってこないだろうし近くまで行ってみますか」
あ「ところでいよちゃんはあいつ見たこと無いの?」
い「無いですね。というか、あれが陸地にはいない生物だったらこの世界であれを知る存在はいないんじゃないですか?誰も海に近づけないわけですし」
あ「まじ!?レアモンじゃーん!捕獲してー!」
サ「残念ながら生物は収納できないので諦めなさい」
あ「えー、学校で友達に自慢できると思ったのにー」
サ「学校に侵入して外来種の密輸を自慢してくる成人女性怖すぎるな‥‥‥」
め「あ、サッちゃん!」
サ「どうかしましたか?」
め「やどかりこっちに気付いたっぽい!」
サ「何故だ!?わたしたちはただ楽しく雑談をしていただけなのに!」
あ「こんなに細心の注意を払って接近していたのにどうして!?」
サ「ま、まさか‥‥‥あのやどかり敵感知スキル持ちなのでは!?」
み「声、声」
サ「え?なに?」
み「だから声だって」
サ「なるほど‥‥‥つまり、みずきちゃんは将来声のお仕事に就きたいんだね?」
み「まあ、興味が無いといえば噓になる」
サ「じゃあお家に帰ったら家族と相談してごらん」
み「うん!」
み「ただいまー!おかーさーん!我将来声のお仕事がしたいから養成所に通っていいー?」
め「うちにそんな経済的余裕ありません!自分で稼げるようになってから行きなさい!」
み「あ、はい‥‥‥」
サ「わー、リアルー」
プ「やどかりさんこっちにくるよー!」
あ「もしかして餌を奪いに来たと思われてんじゃないっすか?」
サ「普段からもっといいものを食べているのにあんな果実にご執心だと思われているのは納得いきませんわ!」
あ「なんかお嬢様ぶってるけど直近で食べたのラーメンとかき氷なんだよなー‥‥‥」
やどかりが目の前までやってきた。
サ「わたくしとやろうっていうんですの!?」
や「‥‥‥どのような物件をお探しでしょうかー?」
サ「探してねーし、そもそもお前借りる側だろーが!」
いつもの社員さん?の声だった。
現時点での保有している天界力(とその他)
サタン[43511](399兆9482億8526万4295円)
女神[2]
あすたきさんちん[100008]
天界商業高校
高いディフェンス力に定評があり、ここ6年間常に県内ベスト4にくいこんでいる強豪。
しかし、優秀なポイントゲッターに恵まれないため、得点力が弱いという評価を受けている。
今年度新しく入ったコーチによってチームがどのように変わったか見ものである。




