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木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!  作者: 神崎あら


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61話 スザク道中②

 グリンを連れて空を飛び始めてから1時間が過ぎた。

 魔王領も結構進んだ気がするけど、ファルコがいる気配が全然しない。

 うーん、ここはもう一度地上に降りて、グリムの痕跡探しをしてみるのもありかな。


 「姉さん!見てください、塔が見えますぜ!そらとあの塔から微かですがファルコ兄貴の痕跡を感じます!」

 

 私にぶら下がっているグリムがそう言った。

 確かに遠くにうっすらと塔が見えるけど……てか痕跡を感じるってなに。


 「遠いわね……」


 あの距離だと着くまでにあと数時間かかってしまう。

 下で休憩するのもありかな。

 グリム重過ぎるし……。


 「姉さんありゃすぐ着きますぜ、このまま行きましょう」


 塔が見えてテンションの上がったグリムが少し興奮気味にそう言ってきた。

 すぐ着くね……どの口が言ってんだか。

 まぁでも早くファルコの安否も気になるし、ここは急ごう。


 「グリム捕まってなよ、アビリティ発動、電光石火!」


 アビリティ電光石火。

 消費魔力1200、効果は速度を音速まで引き上げるもの。

 もしかしたらグリムが飛んでっちゃうかもだけどそうなったらそうなったでいいか。


 『グオオ』

 「姉さん、早い、早すぎる!」


 グリムが吹き飛ばされそうになりながらそう言った。

 早く行こうって言ったのはグリムの方なので、正直ごちゃごちゃ言わないで欲しい。

 そのまま私とグリムは塔へ向かった。


 『ギュン』


 3分後、私達は塔へと到着した。


 「着いたよグリム」

 「い、いやぁ死ぬかと思いましたよ」


 ボロボロになりながらグリムはそう答えた。

 グリムのやつなんだかんだ言いつつも着いてきたな、意外と根性あるじゃん。


 「いやぁにしても高いしでかいっすねー」

 「そうだね、大体高さ50メートルってところかな」

 「すぐに行く感じですか?」

 「もちろん、さ、探索に行くよ」


 そう言って私は、塔の中へ入っていく。


 「ま、待ってくださいよぉ姉さぁん」


 その後ろをグリムが嫌々そうにしながらも着いてきた。

 にしても、ファルコはどこにいるんだろう。


 「姉さん、当たりですぜ、ファルコの兄貴はこの塔にいます」


 塔に入るなりグリムがそう言ってきた。


 「良かった、どこら辺にいるかとかわかる?」

 「上です」

 「……もういいわ、とりあえず登るよ」


 そりゃあ塔なんだから上以外ないだろう……。

 まったくこのヘボ魔獣がよぉ。


 『グオオ!』

 「ひゃー出たー!」


 塔にあった大きな階段を進むとすぐに、ダンジョン狼の群に遭遇した。

 コイツらがいるって事はここはダンジョン扱いになる感じか。

 

 「戦うよグリム!アビリティ発動、烈風一閃!」

 『ズバッ』


 私はアビリティ烈風一閃を使い、狼たちを蹴散らした。

 

 「す、すげぇ、姉さん!俺も行きますぜ、アビリティ発動、オークアタック!」

 『ズドォン』


 そう言ってグリムも狼を2体ほど吹っ飛ばした。

 いやアビリティの名前どうにかならんのか!

 まったく、まぁこのレベルのモンスターならどうにかなるな。

 そうして私達は塔の上階へと登っていく。


 



 

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