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木を叩いただけでレベルアップ⁉︎生まれついての豪運さんの豪快無敵な冒険譚!  作者: 神崎あら


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57話 オルクスvs万物王



 『ズトン』


 リングの中央に立つ万物王に向け俺は十八番の雷砲を放った。


 「ほう、手荒な挨拶ですね」


 万物王ミストレアは俺の雷砲をひょいっと躱したらしく、余裕そうにそう言った。

 マジか、不意を突いたつもりだったんだけど。


 「ま、まぁな」

 「本当に戦うということでよろしいのですね」


 ミストレアは真剣な目でこちらと見つめてそう言った。

 この感じアックスを思い出すな。

 まぁ俺も今回は引けない理由があるしやるしかないよね。


 「あぁ、俺はこっちはその気で来ているからな」

 「わかりました、あなたが我々と同等のレベルにいることを考慮して攻撃しますが、よろしいですか?」


 ば、ばれている。

 大方、アックスあたりに訊いたのだろう。

 なんにせよこのクラスとの戦闘はいつもみたいに簡単にはいかないし、ここは久しぶりにあれを使うか。

 

 「あぁ構わない」

 「……後悔しないでくださいね、ギフトスキル、森羅創造発動」

 『ズァァ』


 ミストレアのギフトスキル、神羅創造によりリングとその周辺があっという間に森へと変わった。

 うーん、これは周りの人達を逃した方がいいな。

 

 「アビリティ発動ー超広範囲集団転送!」


 アビリティ超広範囲集団転送、消費魔力2500。

 集団転送の超強化版で、半径3メートルから50メートルに拡大しており、転送できる人も選べる。

 とりあえず、アロウとミリオン以外の人には村の反対側に避難してもらおう。

 念のためムーファも一緒に転送して、テンや他の人達を守ってもらうとするか。

 アロウとミリオンを残した理由は、2人には見てもらいたかったからである、俺とミストレイの戦闘を。


 『ギュン!』

 「ほう、意外と周りのことをしっかりと考えるタイプなのですね」


 俺がリングの周りの人を瞬間移動させたのを見て、ミストレイはそう言った。

 まぁ流石にレーバテイン欲しさに暴れるわけだし、それくらいの配慮はするよね。


 「ま、まぁこれくらい当たり前だろ」

 「ご主人!ナイスご判断です」

 「凄いぞオルクス様!」


 アロウとミリオンがめっちゃ褒めてくれている。

 でもごめんね、元はというとこの武闘大会に関しては俺が景品欲しさにやっていることだから、本当に私利私欲なんだよね……。


 「逃してくれたのは私にとっても利点になります、これで思う存分やれますね」

 「ああそうだな」

 「行きますよ、アビリティ発動、プラントアタック!」

 『グォ』


 ミストレイがそう言うと、リング周辺に作った森の木からツルが伸びて、俺めがけて飛んできた。

 なるほどな、ギフトスキルで森を作り、アビリティで植物を操るのか。

 てか悠長に眺めてる場合じゃないな。

 でもこれならアレが使えるかもしれないぞ。


 「ギフトスキル発動、認知制御」

 『ギュン』


 俺はギフトスキル認知制御を発動させ、飛んでくるツルを操り俺に当たらないようにツルを逸らした。

 やっぱりな思った通りだ、認知制御の対象には植物も含まれているんだ。

 これならミストレイの攻撃を逸らすことも、逆に植物を操って攻撃する事もできる。

 もしかしてこれは相性がいいのでは?


 「やりますねさすがです、この感じ私の植物の意識をコントロールしているようですね」

 「……さ、さぁどうかな?」


 いやいや鋭すぎるだろ。

 ただ、俺のやっている事がわかったところで、対処できるとは限らないし、これはこのまま押し切れば俺の勝ちじゃないか。


 「やり方を変えましょう、ギフトスキル発動、神器召喚、出でよ草薙!」


 ミストレイがそう言うと、木の幹から剣のようなものが生えてきた。


 『ガチャッ』


 そうしてミストレイは剣を抜き取った。


 「さぁ、今度は私が直々に相手をしますよ」


 ミストレイは剣を構えてそう言った。

 





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