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プロローグ
魔物は“金”だ。
討伐して終わり?
――そんな発想は三流だ。
骨も、皮も、血も、すべてが売り物になる。
加工して流せば、価値は何倍にも跳ね上がる。
だが、この国はそれを知らない。
目の前の“宝”を、ただの死骸として焼き捨てている。
騎士は魔物を狩る。
商人は素材を買い取る。
誰もがそれを当たり前だと思っている。
――なら、俺がその常識を変える。
騎士の剣は、守るためだけのものじゃない。
どうせ振るうなら――稼げる方がいい。
誰も気付いていない価値なら、俺が最初に証明してみせる。
……別にいい。
俺一人、儲けさせてもらう。




