フリーデライト
1.13ct
アメリカ、ニュージャージー州、フランクリン鉱山産
Franklin Mine, Franklin, Sussex County, New Jersey, USA
Friedelite
フリーデライト
和名:フリーデル石
硬度:4.0~5.0
分類/グループ:フィロ珪酸塩鉱物/パイロスマライトグループ
晶系/産状:単斜晶系/塊状、板状など
化学組成:Mn2+8Si6O15(OH,Cl)10
劈開:完全
比重:3.06~3.19
屈折率:1.627~1.663
副屈折率:0.032~0.035
分散度:なし
蛍光(通常認識):時折あり
長波蛍光:稀に黄色
短波蛍光:稀に緑
条痕:白
主な色:茶、赤、赤褐色、暗赤茶、濁ピンクなど
多色性:なし
発見年:1876年
発見地:Montagne d'Azet, Aderville, Louron Valley, Hautes-Pyrénées, Occitanie, France
1876年にフランスの鉱物学者エミール(Emile Bertrand)によって、同国の科学者・鉱物学者であったシャルル・フリーデル(Charles Friedel)に敬意を表し命名された。
ほとんどは鉱物標本であるが透明感ある赤系やピンク色は稀にルースにされることがあるが非常に数が少なく滅多に見ることのない石種。
パイロスマライトグループに属しているのだが、このグループ自体が非常にマイナーで知られていない
属している石種は
Friedelite 、Mcgillite 、Nelenite 、Pyrosmalite-(Fe) 、Pyrosmalite-(Mn) 、Schallerite の6種
組成としてはPyrosmalite-(Mn) と似通った部分もあり、なおかつMcgilliteとも似た性質がある。
独特の蝋のような油脂のような光沢があり、密かな人気はあるものの、
ルースになりえる産地が実質フランクリン鉱山産のみのような状態で
滅多に見ることはない石種。
ただ鉱物としての産地はわりとあり、
オーストラリア、オーストリア、カナダ、中国、フランス、ドイツ、イタリア、カザフスタン、ノルウェー、ペルー、ルーマニア、ロシア、スロバキア、南アフリカ、スペイン、スウェーデン、スイス、アメリカ(カリフォルニア州、コロラド州、ニュージャージー州)などと
それなりには出ている。ただし日本からの発見報告はない
フランクリン鉱山産以外は綺麗な三角形の結晶や六角形の薄い板状の小さな擬菱面体結晶もある。




