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第四章 考える程病んでしまう

コンッ コンッ


「コン、大丈夫?」


「あ、バカラさん・・・

 こんな格好ですいません・・・」


「いや、いいんだよ。今だけでもいいから、しっかりお兄さんの側にいなさい。

 後、これ市場で買ってきたんだ。」


「えぇ?! 

 そんな・・・すいません。」


「この蝋燭(ろうそく)、普通の蝋燭じゃないんだ。どうやら蝋の中に香油や花の蜜が加えられているら

 しい。

 この蝋燭に火を灯せば、気持ちが安らぐ香りが満喫できる。是非とも使ってほしい。」


・・・つまり、『アロマキャンドル』・・・という事か。この世界にもあるんだ。

・・・それにしても、バカラさんのチョイスがまた・・・良すぎる。いかにも女性が気に入りそうな、薄いピンクのハート形。

バカラさん・・・末恐ろしいぞ・・・


「後ギン、殿下から伝言だ。


「もしコンが心配なら、相部屋にしてもらって、看病するのも手だぞ」と。」


「・・・じゃあ、その手を使わせていただきます。」


お兄ちゃんと同じ部屋で寝るなんて、約十年ぶりくらいだな。

でもまぁ、私と兄が住んでいた里の家は壁が相当うっすいから、同じ部屋と考えてもおかしくはない。

それでも 彼女がまだ平静を保てるのは

コンを心配する 多くの仲間がいるからであった

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