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第一章 新たな新人さん

今年もまた コンは土いじりに精を出す

『新たな仕事仲間』と共に

「あれ? 貴方が新しい庭師さん?」


「はいっ! よろしくお願いします!」


随分エネルギッシュな様子を見せている、若い新人庭師さん。どうやらようやく、庭師の後継が見つかったそう。

ただ、彼は私の事も前から知っていた様子で、「色々と教えてほしい!」と言われる始末。・・・別にいいんだけどね。

ただ、私はずっと草むしり程度の仕事しかやらなかったから、専門的な事は何も分からない。

先代の庭師さんがやっていた仕事を、ただ何となく手伝っていただけだから。でもやっぱり、若い庭師さんでも、草むしりは重労働だそうで。

確かに、私も何気なくやってるけど、気がつくと私の全身は汗でベッチョリ・・・なんてよくある事。

逆に、汗を流さずに庭掃除なんて、できるわけがない。しかし此処にはいつもお湯を入れてくれるメイドさん達がいるだけで、まだマシなのかも。

里で体が汚れたら、真っ先に川へダイブしてたからね。あのキーンと全身に響くような冷たさは、若干痛く感じるけど、何だか癖になる。

それに、川の中へ潜ると、川の中の生態系が広がっているから、川の中を覗くだけでも、別の世界に来たような気分になれる。

・・・あぁ、なんだかあの感覚が恋しくなって来ちゃったな。里に帰ったら、真っ先に飛び込んじゃおうかな。

きっと、アンなら迷わず一緒に飛び込んでくれるだろう。

でもまだ今の時期は少し早すぎるな、春を迎えたばかりだから、もう少し暑くなってきた頃に、『帰省』という意味合いも込めて、里に行こう。

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